ネットワーク管理システム利用手引き→ English

システム概要

• 当センターのネットワークに機器を接続するためには、ネットワーク管理システムに機器の情報を登録する必要があります。
• 機器の登録は以下のURLから行います。
  
  
  • SYSTEM　A　https://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/netmanage1/
  
  
• 本システムでは、以下のことができます。
  
  

  機器の管理	ネットワークに接続する機器の登録や変更、削除等を行います。
  設置場所検索	ネットワークに接続されている機器の設置場所を検索します。
  ビジターの登録	一時滞在者(ビジター)の登録を行います。SSID「RCNP-VISITOR」への接続が可能になります。
  ビジターの管理	一時滞在者(ビジター)の検索や接続の禁止等を行います。
  ソフトウェア管理	インストールされているソフトウェアを報告します。

  
  
• 機器の登録には、以下の情報が必要です。
  • 希望HOST名
  • MACアドレス
  • Operator (運用責任者)
  • Administrator (管理責任者)
  • Model number (機種名)

• 機器の登録に必要な各情報について説明します。
  • 希望HOST名
    　ネットワークに接続する機器につけようとする名前です。
    　半角の英小文字、数字とハイフンが使用できます。
    　複数のネットワークインターフェースを持つ機器の場合、さらにインターフェース名を入力します。
    
  • MACアドレス
    　全てのネットワークインターフェースが固有に持っている番号です。
    　Windows PCでもネットワークインターフェースに必ず一意なアドレスが割り振られています。
    　調べ方はこちら
  • Operator (運用責任者)
    　登録された機器を責任を持って運用するユーザーです。
    　PCの設定を実際にする人や、PCにソフトウェアをインストールする人です。
    　RCNPのアカウントを持つユーザーが運用責任者になれます。
    　登録、変更、削除などの操作はOperatorとAdministratorのどちらでもできます。
    
  • Administrator (管理責任者)
    運用責任者がネットワークをどのように利用するかを含めて、管理監督する責任を持つユーザーです。
    RCNPのアカウントを持ち、RCNPに所属する、常勤の、教授、准教授、講師、助教、研究員、技術職員、事務職員が管理責任者になれます。
    登録、変更、削除などの操作はOperatorとAdministratorのどちらでもできます。
    
  • Model number (機種名)
    メーカ名、シリーズ名、機種名までお願いします。
    例)富士通 FMV LIFEBOOK AH77
    　　　NEC LaVie L LL750/RS
• HOST名に関する重要な注意

  今まではHOST名は、各NIC（ネットワークインターフェースカード）、つまりネットワークに接続するコネクタ単位に名前をつけて管理していました。
  この方法は計算機が複数のNICを持つ場合、それらが単一の計算機に属しているものかどうかが管理上分からなくなります。
  ソフトウェアライセンス管理や、セキュリティ問題が発生した時など、同一の計算機である事が識別できる事は非常に重要ですので、
  新しいネットワーク管理システムでは、機器という概念とNICという概念を切り離し、１台の機器が複数のNICを持つという状況を管理できるようにしました。
  その結果、ちょっとヤヤコシイ名前の管理を行う事となりました。以下をよく読んで正しく登録するようにして下さい。

  • １台の機器が複数のNICを持つ事を管理します。
  • １台の機器に、HOST名が付きます。
  • １つのNICに、インターフェース名が付きます
  • インターフェースは管理システム上では「IF」と表示されています。
  • 機器を最初に登録する時にはHOST名で登録します。
  • Registerボタンで登録します。
  • 同時に、１番目のインターフェースを登録する事になります。
  • この時、インターフェース名は付けられません。null になります。
  • 機器に２個目以降のインターフェースを追加登録できます。
  • AddIFボタンで追加登録します。
  • 追加インターフェースに、インターフェース名を付ける必要があります。
  • DNSに登録される名前は、「DNS名」です。
  • DNS名がインターフェース毎にDNSに登録されます。
  • DNS名は、HOST名とインターフェース名をハイフンで連結したものです。
  • DNS名＝HOST名＋"-"＋インターフェース名
  • 間のハイフンはシステムが自動的に付けますので、名前を入力する際には指定しないで下さい。
  • HOST名にもインターフェース名にもハイフンは使用できますが、間に挿入されるハイフンと混同する可能性がありますので、注意して付けて下さい。
  • 名前の一意性は、以下のようになっている必要があります。
    • DNS名が、システム内で一意であること。
    • HOST名が、システム内で一意であること。
    • インターフェース名が、属するホスト内で一意であること。
    • HOST名とインターフェース名が条件を満たしていても、DNS名が条件を満たすとは限りませんので注意して下さい。

  個々のインターフェースを１つのHOST名で個別に登録してしまっても管理上は区別できませんので、それでも動作はします。
  しかし、このシステムにはソフトウェア管理機能が組み込まれており、「１台」の計算機に関するソフトウェアのインストール状況を報告して頂きます。
  ホストとインターフェースを正しく登録してある場合は、１台毎の報告になりますが、インターフェース毎にRegisterで登録すると、
  インターフェース毎にソフトウェアを報告して頂く事になり、これは手間を増やして、水増しされた使用報告をする事になってしまいます。
  これを機会に正しい登録をして下さるようお願い致します。