メイルシステム利用手引き → English
新メイルサーバーの運用が3月19日(木)午後から始まりました。
- 新しいメイルサーバーは既存のGoogleのものとは別に用意され、当面の間、平行運用されます。
- 既存のGoogleの利用は4月17日をもって主サーバーとしての運用を終了します。
副サーバーとして利用し続ける事はできますが、サポートは弱くなります。
詳しくはこちら。
新メイルサーバーの設定は以下の情報を参考に行って下さい。
IMAP SERVER
Host name | imap4.rcnp.osaka-u.ac.jp |
Protocal / port | imaps / 993 (default) |
Kind of SSL | SSL/TLS |
Kind od pssword | Normal password |
Comments | POP server is discouraged |
Outgoing SMTP SERVER
Host name | smtp.rcnp.osaka-u.ac.jp |
Protocol / port | submission / 587 (default) | smtps / 465 (default) |
Kind of SSL | STARTTLS | SSL/TLS |
Kind od pssword | Normal password | Normal password |
Comments | Recommended | In case that submission is not working |
以下のドキュメントも参考になるかも知れません。普通のクリックでうまく動作しない場合は、右クリック等でファイルをダウンロードしてからご覧ください。
- Client setting manual for Windows7 & Vista and Thunderbird :
pdf,
docx
- Client setting manual for Windows7 and Outlook :
pdf,
docx
- Client setting manual for Windows8.1 and Thunderbird :
pdf,
docx
- Client setting manual for Windows8.1 and Outlook :
pdf,
docx
- Client setting manual for MacOS10.10 and Mail :
pdf,
docx
Googleから新サーバーへのメイルデータの移行は以下の通りに行って下さい。
- MUAを使用して行う方法
- Googleメイルと新imapサーバーの両方の定義を1つのMUAに設定すれば、
メイルをサーバー間にまたがってコピーする事ができます。
- コピーの速度が遅く、最大でもフォルダ単位でのコピーになりますので、
メイル数やフォルダ数が多い場合には手間と時間がかかります。
- 1度に大量のコピーはエラーになる事があり、小分けにしてコピーする必要がある場合があります。
- 小規模なコピーの場合には適切な方法でしょう。
- アーカイブ機能を使って行う方法
- GoogleAppsの機能でアーカイブを作成するか、Outlookの機能でアーカイブを作成して、
それをダウンロードして手元に保存する事ができます。
- ダウンロードしたMBOX形式のファイルは、主要なMUAの標準またはプラグインを追加する事で、
アップロードする事ができます。(Outlookは除く)
- Outlookの場合は、独自形式のpstファイルで同様の事ができます。
- 以下のマニュアルを参考にして下さい。
Googleのメイルは公式運用ではなくなりますが、使用し続ける事はできますので、
データを移行せずに古いメイルはGoogleを参照する、という事も可能です。
新サーバーにはメイル転送機能があります。
- Google以外への転送機能の利用をは控えるようにお願いしていましたが、
Spamは転送しないように機能変更しましたので、ご利用下さい。(26-AUG-2015)
- メイル転送の設定は以下のURLから行って下さい。
- 設定は以下のことができます。
- メイルシステム全体の利用をするかどうか。
- 3ヵ所までの任意の転送先を設定できます。個々の設定は個別にON/OFFできます。
- Googleに転送するかどうか。
- 設定を行ってから反映されるまで10分程度かかります。
- メイルシステムを利用する場合、imapサーバーの利用は必須でありOFFにできません。
- ODINSで運用しているSpam判定装置(MatrixScan)の判定結果がSpamであるメイルは
転送されません。この場合でもSpamメイルはimapサーバーには着信します。
転送先に転送されていないと思われる場合は、imapサーバーを利用してSpamフォルダの中を
探すことができます。
尚、Googleへの転送は例外的にSpamごと転送します。
- Googleへの転送に使用されている USENAME@g.rcnp.osaka-u.ac.jp というアドレスは
Gmail上の管理画面でも表示されるものではありますが、
RCNPの運用方針上、このアドレスを使用してメイルを受ける事はできません。
新imapサーバーにはSpam振分機能があります。
- 新imapサーバーには「Spam」という名前のフォルダが予め作成されています。
- そこにスパムメイルは自動的に貯められます。
- スパムだと誤判定されたと思われる場合はSpamフォルダを自分で探す事ができます。
- スパムメイルだからといって勝手に消去されてしまう事はありません。
デフォルトでは永久に貯められますので時々消した方がよいかも知れません。
- MUAのスパム振分機能を併用する事が可能です。振分先をSpamフォルダにして下さい。
- この機能はODINSで導入された MatrixScan という製品を利用して実現しています。
この装置のスパム分別能力はGoogleに比べると弱いので、
今までと比べるとSpamメイルが増えたように感じるかと思いますが、ご容赦下さい。
- 現在(4月9日)、MarixScanにトラブルが発生中です。そのためスパムの分別能力が落ちています。
数週間以内に対策が完了するようODINSで対応中です。
このトラブルは解決しました。
新imapサーバーは完全2重化されています。
- ユーザーは上記の通り1台のごとく設定をして頂ければよいです。
- 送信smtpサーバーの一方が故障した場合、偶々それを利用している場合は、送信エラーとなります。
しかし、MUAは時々送信smtpサーバーを切り替えますので、切り替わると送信できるようになります。
MUAは送信smtpサーバーが正常かどうか識別できませんので、しばらく経つと故障した側に切戻す事になり、
また送信エラーが出るようになります。以降、これの繰り返しです。
- 上記の動作でも全く送信できないよりはマシという事です。
- SEが故障に対応すれば正常な方だけを使用するように設定しますので、不安定な動作は解消します。
- imapサーバーでは上記のような動作はさせられませんので、切り替え式となります。
故障時にはSEの作業により正常な方に切り替えます。
- ユーザーには見えませんが、メイルの保存場所も2重化されており、どちらか一方のディスクが壊れても
もう一方にデータは残ります。2台のデータ同期はリアルタイムで行われ、突発的な故障であっても
失われるメイルはほとんどないと思われます。
- 2台のメイルサーバーはリングサイクロトロン棟とIT棟に分散設置されているので、
どちらか一方が停電などで稼働できなくても、もう一方で完全なサービスを提供できます。
- 知識のあるユーザー向けに、自分で2台のサーバーを切替えて使用する方法は追ってアナウンスします。
新imapサーバーの制限値は以下の通りです
- メイル1通の最大サイズは34MBです。
- 1ユーザーが貯められるメイルの総量は60GBです。
- この制限で問題がある場合には、ご相談下さい。
新メイルサーバーにはwebメイルの機能はありません
- webメイルのユーザーインターフェイスを使いたい場合は、一般的なプロバイダーが提供するwebメイルをご利用下さい。
- 多くのプロバイダーではwebメイルを運用していますが、そのプロバイダのアカウントだけではなく、他社のアカウントにも
imapでアクセスして利用できる機能がある事が多いです。フリーのアカウントもあります。その機能を用いてRCNPの
アカウントを設定すれば、RCNPのメイルをwebメイルのインターフェイスで利用できます。
既存のGoogleの利用は4月17日をもって副サーバーとなります。
主とは、RCNPとして動作を保証して運用する事を意味します。
障害が発生した時に最善の努力をもってサービスを復旧するという事でもあります。
副になると、このような最善の努力はしないかも知れませんが、対応をしないという事ではありません。
一方でGoogleとの利用契約は継続しますし、RCNPドメインのメイルアドレスを使用するという事で、
引続きRCNPの管理下にある事も確かです。副であっても、RCNPの管理外になる訳ではありません。
尚、切替えが完了するまでは主と同等のサポートを行いますので、
切替えの直後に何か問題が発生した場合は、そのように対応をします。
17日に切替え作業を行います。9時~12時の間、Googleメイルが使用できません。
その後は、以下のようになります。
- RCNPの副メイルサーバーとなります。
- 動作の保証はしませんが、積極的に動作しないようにはしませんし、並のレベルでの運用の継続はします。
- 高性能計算機(saho)のアカウントとの連携機能はなくなります。
高性能計算機のアカウントを取ってもGoogleのメイルを使えるようにはなりません。
パスワードも17日の切替時には同じままで移行しますが、その後は別管理となります。
高性能計算機のパスワードとは同期しなくなりますのでご注意下さい。
- 切替え後に、Googleメイルを新規に使用したい方は、consult@rcnp... までご相談/申請(自由形式)して下さい。
但し、sahoのアカウントを持っている事が前提です。
- 切替え後の、Googleメイルのパスワードの変更方法は、普通のGmailの方法と同じです。
- 切替え後に、Googleメイルの利用を完全にやめたい方は、consult@rcnp... まで届け出て下さい。
尚、この場合、Googleにあるメイルは全て消えますので、 必要であれば移行またはバックアップを取って下さい。
- 4月17日の切替後から、使い方が少し変わります。
- Googleのimapサーバーを利用している場合、
imapサーバーと送信smtpサーバーの指定方法が変わります。
Google imap server
| until 17-APR-2015 | after 17-APR-2015 |
imap server | mail.rcnp.osaka-u.ac.jp | imap.gmail.com with Google account |
smtp server | mail.rcnp.osaka-u.ac.jp | smtp.rcnp.osaka-u.ac.jp with RCNP account |
| | |
- Googleのwebメイルを使用している場合、ログイン方法が変わります。
Google web mail
| until 17-APR-2015 | after 17-APR-2015 |
URL | https://mail.rcnp.osaka-u.ac.jp/ | https://www.gmail.com/ |
Username | USERNAME | USERNAME@rcnp.osaka-u.ac.jp |
Password | not changed |
| | |
- GoogleAppsの説明、申請はここを参照して下さい。
- 移行の詳細は、ここを参照して下さい。
- これも役に立つでしょう。
- 4月17日の切替以降、mail.rcnp.osaka-u.ac.jp という名前を持つサーバーは運用を終了します。
この名前が出てくる設定では使えなくなりますので、ご注意下さい。
If you have a question, request or comment, feel free to
consult us : consult@rcnp.osaka-u.ac.jp