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AVF K/F コース [核化学/核医学]
- 概 要
- 性 能
- 配 置 図
- 論文リスト
重元素化学や核医学のための様々な放射性同位元素(RI)をAVFサイクロトロンからのイオンビームによって生成しています。 RI製造(Kコース)専用ビームラインが2005年に稼働を開始し、標的アルファ粒子線治療の基礎研究を開始しました。 二本目の専用ビームラインとして核医学専用ライン(Fコース)が2014年に建設され、2015年度以降、実験を開始する予定です。 |
S実験室のKコースでは、AVFサイクロトロンで加速したビームを使用して放射性同位元素(RI)製造が行えます。10〜80MeVの陽子ビーム、10〜35AMeVの重陽子(D+ )とアルファー粒子(4He2+)が最大ビーム強度5 particle-μAで利用可能です。RI製造標的は気送管でRI棟の地下にある実験室に転送することができ、被曝を最低限度におさえることができます。放射性元素を化学分離するためのドラフトチェンバー、γ線計測をするためのGe検出器が使用できます。 M実験室のFコースには核医学専用の標的真空槽が設置されています。 |
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