Outline:

       J-PARCの建設スケジュール(マスタープラン)によると、来春の2008年5月にJ-PARCの
       50GeVシンクロトロンに初めてビームが入射され、同年暮れから遅い取り出ビームが
       ハドロン実験ホールに導かれます。昨年度よりJ-PARCの原子核素粒子実験施設のための
       実験審査会(PAC)が組織され、これまでの審査で、ハドロン実験施設における8つの実験課題が
       本採択(Stage-2採択)を勝ち取っています。
        一方、大きな予算を必要とした大強度陽子加速器計画は、当初の計画を2期に分けて段階的に
       整備する方針が採られ、第1期において加速器施設の整備を優先したため、ハドロン実験施設は、
       一本の1次ビームラインに対してただ1つの2次粒子生成標的から出発することを余儀なくされています。
       すでに提案されている実験やこれから提案される多くの実験課題を実施していくためには、K1.8と
       その分岐ライン(K1.8BR)以外の2次ビームライン等の基盤的設備について、順次、整備・拡充して
       いく必要があります。

        そこで、表題の研究会を開催し、ハドロン実験施設をより充実させるための実験課題や整備すべき
       ビームラインおよび実験装置などの提案を持ち寄り、それらを具体化するための議論をします。
       また、ハドロン実験施設の2期計画についても、その当初計画のおさらいをし、現状を踏まえつつ
       今後の見通しについて考える場を持ちたいと思います。

       研究会のアウトラインは、以下の要領を考えています。


       Theme:
       研究会プログラム 発表ファイル Summary


      Organizers:
        仲澤和馬(岐阜大)
        応田治彦(理研)
        笹尾 登(京大)
        澤田真也(KEK)
        田村裕和(東北大)
        永江知文(京大)
        中野貴志(阪大)
        山中 卓(阪大))
        田中万博(KEK)
        味村周平(阪大)
        野海博之(阪大)

      Contact Person : 野海博之  
      e-mail : noumi[at]rcnp.osaka-u.ac.jp

       プログラムはフレキシブルに考えます。
       別に研究課題や実験課題のご提案をお持ちであればぜひお寄せ下さい。

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       研究会へ参加ご希望の方は、下記を申込み書にご記入の上、
       e-mail:noumi[at]rcnp.osaka-u.ac.jp あてに送ってください。

       締め切り 平成19年10月20日(土)

       お申込み/お問合せ先
       野海博之 大阪大学核物理研究センター


    ――――――― 参加申し込み書 ―――――――
     研究会
     「J-PARCハドロン実験施設のビームライン設備拡充に向けて」

     氏 名:
     所 属:
     身 分:
     電 話:
     F A X:
     e-mail:

     講演希望:   有       無
     講演題名:
     講演内容:

     旅費支給の希望:  有       無
     旅費支給が有の場合
     出張手続きの期間:  月  日 〜  月  日
     宿舎手配の希望: 有 (  日(晩)〜   日(朝) )     無
     (RCNP宿舎がない場合はJICA等近隣の宿舎、ホテルの斡旋となります。)