核物理研究センター運営委員会(核運委) 議事録(案) 日 時 平成12年9月26日(火)午前10時30分〜午後6時30分 場 所 核物理研究センター会議室 出席者 矢崎、村木、酒井、久野、今井、堀内、森信、初田、長島、大坪、岸本、 永井、土岐、佐藤、畑中、中野、板橋、藤原 陪席者 阪口(研計委幹事) 欠席者 井上、永宮 議  事 T. 報告事項 1. 一般報告 (1) 人事異動について @平成12年9月1日付けで特別講師(COE研究員)に杉田歩氏を採用した。 A平成12年9月18日付けで事務補佐員に西本美奈子氏(研究室秘書)を採用した。 (2) 職員の兼業・兼職について @松岡伸行助手の神戸大学非常勤講師(担当科目:物理学実験)への就任を承認した。 A土岐博教授の理化学研究所加速器研究施設実験課題採択委員会委員への 就任を承認した。 B藤原守助教授の理化学研究所加速器研究施設実験課題採択委員会委員ヘの 就任を承認した。 C永井泰樹教授の放射線医学総合研究所重粒子線がん治療装置等共同利用 運営委員会委員への就任を承認した。 D永井泰樹教授の放射線医学総合研究所重粒子線がん治療装置等共同利用 運営委員会課題採択・評価部会委員への就任を承認した。 2. RCNP活動報告 (1) 一般報告 @研究活動について ・リングサイクロトロン関係 共同利用実験:順調に遂行。 300MeV中性子ビームコース開発:平成12年度後期より実験。 ・レーザー電子光関係 CH2,C,Cu標的のテスト実験を直線及び円偏光した1.9GeV及び2.4GeV レーザー電子光利用し遂行。 ・大塔コスモ関係 3He(3He,2P)4He実験装置完成し実験。 A平成13年度概算要求の概要について 1)流動部門解消(山形大学、京都大学) 2)施設運営費の増額 (1200万円) 3)レーザー電子光測定器部門新設 4)核物理研究センター(設備費) (9800万円) 5)特別設備費→AVFの高輝度化 B国際会議・国際シンポジウム ・GR2000 : 6月12日〜16日(於:阪大) ・SPIN2000: 10月16日〜21日(於:阪大)  Cワークショップ ・New Generation Nuclear Particle Detectors and New Nuclear Particle Physics: 7月3日 ・LEPS2000 : 10月14日〜15日(International Workshop) D研究計画専門委員会(P-PAC) : 7月17日開催 ERCNP内各種委員会について ・RCNP情報ネットワーク委員会:7月10日開催 新汎用計算磯システムの運用等 ・RCNP安全委員会:7月26日開催 内規の一部改正安全管理マニュアル(冊子)の作成 F会計検査:6月20日〜21日 G阪大における法人化の議論とRCNPについて ・予算の傾斜配分:今年度は従来通り。平成13年度傾斜配分実施 → 財務専門部会及び評価専門部会設置 ・(阪大)全国所長会議メンバー懇談会 : 研究所、研究センターの意見集約 大学附置共同利用研の意義 H施設見学等について ・7月28日阪大原子力工学学科学生 ・8月2日京都嵯峨野高校生 ・8月25日大阪天王寺高校生 ・11月3日「原子核がひらく極限の世界2000」佐藤健次、高塚龍之(岩手大) 3. 研究計画検討専門委員会報告 LEPS共同利用のあり方についての提案と将来計画についての報告があった。 U. 議事録承認 平成12年5月29日(月)開催の議事録(案)について、これを承認した。 V. 協議事項 1. 教官人事について 永井センター長から、助手人事についての調査委員会からの選考経過を説明し、 助手任用候補者として堀田智明氏(日本原子力研究所先端基礎研究センター博士 研究員)を推薦したい旨報告があり、協議の結果、投票により同人を助手任用に 決定した。 引き続いて、永井センター長から、助教授人事についての調査委員会からの 選考経過を説明し、助教授任用候補者として保坂淳氏(沼津工業高等専門学校教授) を推薦したい旨報告があり、協議の結果、投票により同人を助教授任用に決定した。 2. LEPS共同利用に向けての提案について 中野貴教授から、LEPS共同利用に向けての提案について配布資料に基づき 説明があり、種々意見交換が行われた結果、核運委の議論を踏まえて研計委で 慎重に議論願うことで了承した。 3. 研究計画について 永井センター長から、RCNPの研究計画について説明があり、将来計画は時期を見て 検討することになった。 4. センター運営委員会規程及びセンター長選考規程について 永井センター長から、継続審議になっているセンター運営委員会規程及びセンター長 選考規程について説明があり、問題点を整理したうえで議論した結果、旧規程を踏襲 する方向で原案を作成し、事務局と折衝することにした。 5. その他 ・センター長選考について 永井センター長から、センター長選考を今後どのように進めていくかについて 説明があり、次回の核運委で議論することになった。