大阪大学核物理研究センター運営委員会               議  事  録   日 時 平成15年12月15日(月)11:00〜16:30 場 所 大阪大学核物理研究センター 会議室(2階) 出席者 酒井、初田(東大)、野呂(九大)、谷畑(理研)、井上(立命館)、清水     (東北大)、岡(東工大)、谷森、今井(京大)、永宮(高エネ)、久野、     岸本(阪大)、土岐、畑中、中野、酒見、佐藤、永井、保坂(RCNP) 欠席者 堀内(京大) 開会に先立ち土岐委員長から、中野 貴志教授が本年度の仁科記念賞を受賞    (12月5日)されたとの報告があった。 議 題  1.各種報告について   @ 海外渡航について     土岐委員長から、資料に基づき 畑中 吉治教授ほか15名について説明の    後承認した旨の報告があった。       A 兼業・兼職について     土岐委員長から、資料に基づき 佐藤 健次教授ほか2名について説明の後    承認した旨の報告があった。         B 中期目標・中期計画(大阪大学及び核物理研究センター)について     土岐委員長から、配布資料に基づき説明があり、種々意見交換を行った。    C 各研究部門報告について     中野 貴志教授(核物理実験研究部門)、保坂 淳助教授(核物理理論研究     部門)、畑中 吉治教授(加速器研究部門)から、ぺンタクォークの実験・     理論面での進展状況と、入射サイクロトロンに係る最近の進捗状態について     詳細な報告があり種々意見交換がなされた。   D 研究計画検討専門委員会委員について         酒見 泰寛幹事から、配布資料(7月25日分)及び11月25日開催分に    ついて、詳細な報告がなされた。    2.前回運営委員会議事録承認    平成15年6月25日(水)開催の議事録(案)について、これを承認した。  3.法人化後の核物理研究センターの運営体制について(配付資料)    土岐委員長から、大部門制(平成14年9月7日運営委員会承認)について、   配付資料に基づき平成16年度からの法人化に伴いセンター規程及び業務分掌規   程について説明があり、業務分掌規程については若干修正を加えることとし、修   正はセンター長に一任された。    運営委員会規程及び研究計画検討専門委員会規程については、配布資料により   説明があり、原案どおり承認された。    教授会規程及びセンター長選考規程については、法人化に伴い文言等の修正が   あればそれにならうこととした。    なお、センター長の任期について、2年とすることが確認された。       4.21世紀COEプログラムの共同利用研究施設としての対応について    土岐委員長から、21世紀COEプログラムの大貫教授(理学研究科)より特   任教員(任期4年)助手の採用枠1名を本センターで採用依頼があったとの説明   があり、人事調査委員会(土岐委員長、岸本、堀内、永井、佐藤、畑中、中野の   各委員)を設置して、公募及び選考することとした。     5.入射サイクロトロンの更新案と概算要求について    土岐委員長から、資料に基づき説明があり、種々意見交換の後、平成16年度   の概算要求が認められれば、2億3千5百万円(見込額)で設置の工事期間は平   成17年1月〜3月(予定)で、主として佐藤、畑中各教授、板橋、斉藤各助教   授、二宮助手、田村技術専門職員、伊藤講師(研究機関研究員)が担当すること   とした。    また、17年度の概算要求は入射サイクロトロンの高輝度化と偏極陽子・重陽   子標的とするとの提案があり、種々意見交換を行った後承認された。  6.核物理将来検討委員会の報告と核物理研究センターの対応について    岸本核物理将来計画委員会委員長から、配布資料に基づき説明があり、種々意    見交換の後、土岐委員長から、来年1月より本センター内で議論を始めていく    との説明があった。                                 以 上    土岐委員長から、次回は平成16年3月に開催したいとの発言があった。 --- End of Forwarded Message ------------------------