核物理研究センター協議会議事録(案) 日 時 : 平成8年10月21日(月) 10:30〜13:00 場 所 : 核物理研究センター会議室 出席者 : 江尻(核物)、櫛田(阪大理)、三間(阪大レーザー)、山田(核研)、 上坪(理研)、伊達(原研)、政池(京大)、八木(筑波大) 欠席者 : 園田(阪大工)、菅原(高エネ研)、長岡(基研)、平尾(放医研) オブザーバー: 土岐、藤原、畑中、能町(核物グループ代表)、木村(核物事務代表) 報 告 1. センターの現状について センター長と各グループ代表(核理T,U, 加情T,U)より研究状況について 説明がなされた。 議 題 1. センターの研究活動について 1. 現在の研究活動について意見交換がなされた。 2. レーザー電子光クォーク核物理(SPring-8でのマルチGeV光)の研究推進法等に ついて前向きの活発な意見が交された。 2. 国際協力研究について 1. センター長より現在の国際協同研究の状況と、INMEN(International Network for Medium Energy Nuclear Physics)の現状と構想について説明があり、意見交換を 行った。 2. 国際協同・共同研究等の重要性について意見が述べられた。 3. センターの将来計画について 1. 現在進行中のリングサイクロトロンを中心とした核子・中間子系核物理と、関連 するレプトン核物理(大塔コスモ観測所・地下観測)およびクォーク核物理 (レーザー電子光・SPring-8)、マルチGeV加速器開発等の計画について説明され、 意見交換を行った。 2. 中型の将来計画として、マルチGeVのプローブによるクォーク核物理の主旨に ついて、その重要性と推進法等について積極的意見の交換が行なわれた。 物理の内容と方法について、その学術的意義と筑波地区での大型計画との相補性が 強調された。広く関連分野・機関との協力の必要性と、加速器開発のあり方等に ついて意見が述ベられた。 4. その他 大阪大学付置のセンターとして、理学研究科との協力等について意見が述べられた。 資料 1. 核物理研究センター協議会内規及び同委員一覧 2. 一般研究概要 3. 各グループの研究活動概要 4. 国際核物理ネットワーク 5. 将来計画 6. RCNP要覧 7. RCNP Annual Report 8. RCNP Review 9. レーザー電子光クォーク核分光プロジェクト