研究計画検討専門委員会議事録(案) 日 時: 平成7年4月18日(火) 10:30〜19:30 場 所: 大阪大学核物理研究センター 出席者: 千葉、坂口、松岡、村木、下田、岸本、鈴木、丸山、本林、旭、篠原、水野、      畑中、高久     (研計委要請)江尻、酒井、土岐、輿曽井、藤原、田中、細野、藤田、田村 欠席者: 上村、宮村、梶野、大塚、遠藤 [A]報告事項 1. RCNP報告(センター長) 1) 阪神大震災の影響は、磁石間を固定する補強材をあらかじめ取り付けていたため 軽微であった。復旧は4月下旬頃に完了する予定となっている。 2) ビームタイムの実施状況について報告があった。 3) Spring-8、大塔地下実験室、計算機の将来構想について報告があった。 4) RCNPの最近の成果について報告があった。   5) RCNPの今年度の人員構成について報告があった。 6) 加速器の開発に関して、高周波加速装置と電源の2件について民間との共同研究が 実施される(佐藤)。 7) 今年度のB-PACは、前回の研計委で選出した5名(千葉、岸本、本林、大塚、高久) に以下の5名を加えた10名で発足する。 今井、丸山、的場、堀内、土岐 [B]協議事項 1. 議事録承認 修正箇所があったため改めてから承認してもらうことになった。 2.研究プロジェクトの検討方法について 検討方法について議論した。細部についてはまだ完全な意見の一致には至らなかった。 検討結果をまとめて、文章にてセンター長に提出することになった。 3.各研究プロジェクトの説明 以下の4つのカテゴリーの13の研究プロジェクトについて各責任者より 説明していただいた。            A 現在進行中の研究プロジェクト A-1. 偏極核反応 A-2.(p,n)反応によるスピン・アイソスビン応答 A-3. 不安定原子核研究 A-4. 電源の更新および改良化 A-5. AVFサイクロトロンとその周辺の制御システムの更新 A' 現在進行中で計画の修正,変更を行なう研究プロジェクト A'-1.スビン・アイソスビン構造解明 B 新規研究プロジェクト B-1.計算機核物理 B-2.クォーク核物理 B-3.高電流・高偏極 3Heイオン源の開発 C 計画中の研究プロジェクト C-1.レーザー電子クォーク核物理 C-2.π+,π-大立体角検出器による相関測定 C-3.西実験室ビームトランスポートシステムの改良 C-4.レプトン核分光と対称性 4. 各研究プロジェクトの検討のまとめ これに関しては別紙に研究計画検討専門委員会の検討結果と勧告として記載する。