研究計画検討専門委員会議事録 日 時:  平成8年3月27(火)  11:00〜18:30 場 所:  大阪大学核物理研究センター 会議室 出席者:  本林、土岐、菅沼、宮村、永目、井上、佐藤、森 與曽井、下田、旭、梶野、蓑輪、鈴木、田阪、能町 (研計委要請)江尻 欠席者:  初田 [A]議事録承認 平成8年2月20日に開催された研計委の議事録(案)を、誤字の訂正の後承認した。 [B]研究会の応募 以下の3つの応募に対し検討を行い、以下の様な答申をセンター長に対 して行った。 a) Science Scope in Underground Laboratories 阪大理学部  大隅秀晃 他 採択 b)粒子線治療を目指した線量測定の現状 阪大医学部  井上俊彦 他 センターとして研計委の研究会とは別途の考慮をしてほしい。 C)(International Workshop) スピン偏極と媒質効果(tentative) 東大理学部  酒井英行 他 採択、但し国内旅費に限りサポートする。 現在の研計委の旅費では海外からの旅費に当てれないことを公募の段階で明碓にする べきであったとの意見が出され、次回から明記することとした。 センターとしては国際ワークショップを出来る範囲でサポートして行くことが同時に確認 された。 [C] B-PACメンバーについての報告 前回の研計委で選出された 旭、 田阪、本林、鈴木(徹)、能町 の各氏に加え、今井、 鈴木(敏)、 前田、 畑中、 Benenson 各氏をB-PACメンバーとして選出したことがセンタ ー長から報告された。             , [D]レーザー電子クウォーク核物理・レプトン核分光の実験プログラムの進め方について これまでプロジェクトとして推進してきた両計画に対し今後実験プログラムの 採択についてリングサイクロトロンのようなB-PACが必要ではないか とセンター長より提起があった。 これに対し、 1) まだ実験の公募を行う段階になっておらない。 2) 公募を行う体制が整っていない。 3) リングサイクロトロンと必ずしも同じ方式でなくても良い。 等の意見が出された。 当面は進捗状況をプロジェクトとして研計委に報告求めていくこととした。 [E]将来計画について 始めに拡大研計委の|開催の予定が諸般の事情で公開の研計委となったことが 説明された。 (将来計画についての議論は公開で行われた) フリーディスカッションの後、以下の様に議論を進める事がまとめられた。 1) 研計委として将来計画を検討する委員会を発足させること。 2) この委員会は次回研計委に報告書を出すよう作業を進める。 3) 検討には前提条件などの制限を加えない。検討の進め方自体の議論も含む。 4) 委員長として梶尾氏にお願いすることとし、人選は研計委委員長、センター長 を加えた3人に一任する。 以上基づき委員の人選が行われ、梶野、本林、旭、初田、今井、岸本、 久野、蓑輪、土岐、能町 の10名が選出された。 以 上