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システム概要


核物理研究センターにある世界最高運動量分解能スペクトロメーター、 Grand Raiden の角度を読む装置です。

Grand Raiden は、実験で測定する散乱角によって左図の赤矢印方向に回転させて使用します。この Grand Raiden の設定角度、即ち、 Grand Raiden で測定する粒子の散乱角度を容易且つ正確に測定する装置が "Grand Raiden Angle Reader" です。
●測定方法
従来の方式は、Grand Raiden 本体に取り付けられた針でレールに設置された角度目盛を目視で読み取る方法でした。 この方法では正確性、再現性に問題があるということで、角度目盛レールの側面にバーコードテープを貼り付けて、それを光学式リニア距離センサ OLM1003 (SICK株式会社) で読み取るという方法を行います。
●制御機構
Raspberry Pi (hostname : okamoto) を使って OLM1003 との通信を行います。okamotoは実験ネットワークに接続されており、他の PC から okamoto を通して OLM1003 が読み取ったデータを取得します。
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