目的

基礎開発・研究用放射性同位体(研究用RI)が役立つ分野は, 物理・化学・生物の基礎から,工学・農薬・医学分野の応用まで極めて広く, 今後ますますその需要が増していくと予想されます。 そのような背景の下, 短寿命RI供給プラットフォームは, 購入困難な短寿命の研究用RIを製造・配布を行うとともに, その取り扱いのため技術的な支援を行うことを目的として活動しています。 その活動の一環として, 初学者の指導やRI技術支援者の後継を育成することも見据えた技術指導講習会を開催します。

運営組織

「新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』」短寿命RI供給プラットフォーム

実施概要

期間

2023年3月14日(火),15日(水)

会場

〒567-0047 大阪府茨木市美穂ヶ丘10-1

大阪大学核物理研究センター 会場までのアクセス

受講資格

受講申し込み時点までに,所属機関で放射線業務従事者として登録されていること。 学生や教職員といった身分は問いません。

受講定員

10名程度

経費

受講料は無料です。 受講に係る旅費および宿泊費は参加者側の負担となります。

申し込み方法

(1) 下記リンク先より所定の情報を入力して申し込んでください(要Googleアカウント)。

第12回技術講習会参加申し込み

(2) Googleアカウントをお持ちでない方は電子メールでの申込みをお願いいたします。

メール件名を「第12回RI技術講習会参加申し込み」,宛先を info-ripf#rcnp.osaka-u.ac.jp (#を@にしてください)として,以下のメール申込みフォームを送信ください。

メール申込みフォーム

■氏名 (日本語)


■Name (English)


■性別
男性 (Male) of 女性 (Female) [該当しないものを消去して下さい]

■所属機関・部署


■身分


■放射線作業従事者ですか?
はい or いいえ [該当しないものを消去してください]

■連絡先メールアドレス


■その他連絡先(電話番号,FAX,メールアドレスなど)


■情報交換会参加希望
参加 or 不参加 [該当しないものを消去してください]

■本技術講習会を知ったきっかけ


■その他コメント等


申込締切は2023年3月6日(月)です。 申し込まれた方には確認のメールをお送りします。 数日経っても連絡がない場合はお手数ですが,後述の問い合わせ先までご連絡ください。 申込みフォームから申込みができない場合や入力情報を訂正する必要が出た場合等も,お手数ですが後述の問い合わせ先までご連絡ください。 選考結果は希望者全員にメールにてお知らせします。

講習内容の概要

大阪大学核物理研究センターにて211At製造に使用している4He2+ビームとビーム照射装置を用いて, 211At製造時に発生し得るバックグラウンドRIの同定と定量をゲルマニウム半導体検出器を用いたによるガンマ線計測によって行います。 加速器を用いた実際のRI製造の方法を実習することで, 加速器や放射線を取り扱ったことはない方, 放射線検出器の取り扱いに不慣れな方を対象として, 基本的な知識や経験を身につけていただきたいと考えています。

特別講義

「アスタチンを用いた標的アルファ線治療の最前線」

渡部直史 先生 (大阪大学大学院医学系研究科)

「私のRI履歴」

大槻勤 先生 (京都大学名誉教授)

施設見学

大阪大学核物理研究センター サイクロトロン加速器,ビーム照射装置 等

問い合わせ先

大阪大学核物理研究センター短寿命RI供給プラットフォーム事務局

info-ripf#rcnp.osaka-u.ac.jp (#を@にしてください)

これまでの講習会