Ver.0.2 (6 Mar 2003)
[ English ]
以下は、利用にあたっての基本的事項の続きで、 アプリケーションやライブラリなどについて述べています。
アクセスにはスーパーコンのアカウントが必要です。
(NEC 提供資料より)
cshを基本として例を挙げます。
また、特に断り書きがない場合は、SX5を基本にしています。
1.STREAM
環境設定
set path=(/usr/apl/bin $path)
実行コマンド
stream211V < input.dat > stdout
(*)input.dat は、入力データファイル。
stdoutは、標準出力ファイル。
2.LS−DYNA
環境設定
set path=(/usr/apl/bin $path)
実行コマンド
1CPUの場合
ls950 i=input.dat
2CPUの場合
ls950 i=input.dat ncpu=2
(*)input.dat は、入力データファイル。
マルチプロセッサ利用の場合、4CPU
まで推奨。
3.TotalView
環境設定
set path=(/usr/apl/bin $path)
ワークステーション側
xhost +
SX5側
setenv DISPLAY ews:0
または、
setenv DISPLAY xx.xx.xx.xx:0
実行コマンド
totalview &
(*)ewsは、ワークステーション名。
xx.xx.xx.xxは、IPアドレス。
また、解析対象プログラムのコンパイル時に
-gオプションの指定が必要。
(注)TotalViewのver1.0には、以下の機能制限があります。
・fork()/execve()を使うプログラムのデバッグ
・共有並列プログラムのデバッグ
(OpneMP、マクロタスク、マイクロタスク)
・MPIプログラムのデバッグ
・HPFプログラムのデバッグ
・C++/SXプログラムのデバッグ
4.Gaussian98
環境設定
setenv GAUSS_EXEDIR /usr/apl/g98
実行コマンド
${GAUSS_EXEDIR}/g98 < input.com >& stdout
(*)input.com は、入力データファイル。
stdoutは、標準出力ファイル。
5.MSC.NASTRAN
環境設定
set path=(/usr/apl/bin $path)
実行コマンド
nast707r3 input.dat
(*)input.datは、入力データファイル。
6.IMSL
環境設定
source /usr/apl/imsl/CTT2.1/ctt/bin/cttsetup.csh
実行コマンド
f90 $F90FLAGS -o sample sample.f $LINK_F90
7.NAG
環境設定
特になし。
実行コマンド
f90 -Pstack sample.f -L/usr/apl/MathKeisan -llapack -lblas -lnag
(*)MathKeisanに含まれている、LAPACK、BLASは、SX5用にチューニング
されたものです。
8.Cernlib
環境設定
特に無し
ライブラリ格納場所
/usr/apl/CERNLIB98 配下に格納しています。
但し、核物理ノード(SX57)には、上記に加え/usr/apl/CERNLIB97a
も存在します。
(SX41には、CERNLIB97aが存在したため、そのまま移行しました)
実行コマンド
f90 sample.f -L/usr/apl/CERNLIB98 -lpacklib
-- CERNLIB2000 --
Cernlib2000 については、現在移植作業中です。
動作評価の終わった機能から、部分リリースされています。
CERNLIB2000の MATHLIB, PHTOOLS が下記ディレクトリにインス
トール済みです。
/usr/apl/CERNLIB2000:
-r--r--r-- 1 bin bin 19816628 Feb 19 16:05 libmathlib.a
-r--r--r-- 1 bin bin 211576 Feb 19 17:07 libphtools.a
リンク方法は下記のようにパス指定で行います。
(全環境が揃っていないことと、 CERNLIB が 3種類混在していることから
標準ディレクトリ(/usr/lib)へのシンボリックリンクはしてありません)
f90 test.f -L/usr/apl/CERNLIB2000 -lmathlib -lphtools
or
f90 test.f /usr/apl/CERNLIB2000/mathlib.a /usr/apl/CERNLIB2000/libphtools.a
その他のライブラリの現在の進捗状況については、こちらをご覧下さい。
(Cernlib2000: 6 Mar 2001)
(NEC 提供資料より)
file コマンドを使用することで簡単に判別することが可能です。 例えば、ベクトルレジスタ長が256でも512でも動作可能なオブジェクトや 実行形式ファイルは、fileコマンドによって SUPER-UX executable (SX-5) not stripped uses floating point data 512G Layout large paging VL512 と言うように最後に"VL512"と表示されます。 ベクトルレジスタ長が256でのみ動作可能なオブジェクト、実行形式ファイル の場合は何も表示されません。 SUPER-UX executable (SX-5) not stripped uses floating point data 512G Layout large paging また、ベクトルレジスタ長512でのみ動作可能なオブジェクト、実行形式ファイ ルの場合は、 SUPER-UX executable (SX-5) not stripped uses floating point data 512G Layout large paging VL512 Only と表示されます。
Supercomputer [ English / Japanese ]