- Theory Seminar -

    Date : 2007/6/29 (Fri.) 16:00 -
    Place : RCNP 4F Lecture Room
    Speaker : 酒井忠勝 (茨城大学理学部准教授)

    Title : Baryons from instantons in holographic QCD

    Abstract :
    本講演において, D4/D8ブレインを用いて構成された QCD holographic dual
    モデルの枠組の中で, バリオンをいかに記述するかを議論する。このモデルで
    中心的な役割を果たすのが5次元の
YM 理論に CS項が加わった系である。
    この時バリオンが
YM インスタントン解として表されることを見る。さらに
    この解を量子化することによりバリオンの質量スペクトラムを求め, 実験結果と
    比較する。特に
negative parity をもつバリオンが非常に簡単に記述できるなどの
    興味深い結果が得られる。


copyrights (c) 2007 Research Center for Nuclear Physics, Osaka University, All Rights Reserved.