課題:ボーズ・アインシュタイン凝縮と原子核物理
講師:鈴木 徹教授 (東京都立大学)
日時:平成16年2月27日(金) 午後1時30分〜午後4時30分 場所:RCNP4階講義室 出席:教官・院生等 約20人
要旨:
ポテンシャルにトラップされた極低温原子気体の研究が、ボーズ・アインシュタイン凝縮が実現された1995年以来飛躍的に発展している。そしてこの新しい有限量子多体系は、原子物理・量子光学・凝縮系物理学・原子核物理学などの物理学の広い範囲における境界領域の研究分野として、今後一層重要な役割を果たすと期待されている。そこで、極低温ボーズおよびフェルミ気体の研究の現状及び原子核物理学との関わりについて鈴木教授に紹介頂き、その後ポジトロニウム等を用いた研究の可能性について質疑が交わされた。
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