RCNPワークショップ
「 軽い核におけるテンソル力の殻模型的手法の研究」

期日:平成18年4月24日(月曜)−平成18年4月25日(火曜)
場所:大阪大学核物理研究センター4階講義室


1.テーマの説明

 テンソル力は核構造の理解にとって欠かせない重要な要素である。
最近、幾つかのグループにより、テンソル力を顕わに核構造に反映さ
せる試みがなされ成果が得られた。特にテンソル力を殻模型に取り込
む方法の構築とその効果、及び軽い中性子過剰核での魔法数の破れへ
の影響などについて理解が進んだ。また、テンソル力と関係深いπ中
間子についても、π中間子の平均場を取り入れた相対論的平均場が完
成した。今回のワークショップでは上記の発展内容を議論し理解を深
め、今後の方向性と展望を検討する。


2.プログラム

4月24日(月) RCNP本館 4階講義室
13:30−14:00 池田清美(理研)
 「テンソル力とπ中間子と核構造」
14:00−15:00 杉本聡(京大)
 「テンソル力を取り入れた殻模型法による軽い核の研究」
15:00−16:00 明孝之(RCNP)
 「テンソル力を取り入れた中性子ハロー核の研究」
16:00−17:00 富樫智章(北大)
 「Brueckner−AMD法による軽い核の研究」
17:00−18:00 小川洋子(RCNP)
 「π中間子を取り入れた平均場理論の研究」


4月25日(火)
関係者のみでClosedとする




世話人
明 孝之(RCNP)