プレスリリース「50年以上前からの理論予想をついに実証!原子核のサイズの量子渦を発見」(民井教授)
民井教授らの研究グループは、原子核の中で陽子や中性子が3次元的な渦をまく運動状態を、世界で初めて発見しました。
これまで、回転運動や表面振動は観測されていましたが、渦運動が実験により発見されたことは初めてです。
これまでに観測された最小の量子渦で、フェムトメートルスケールでの量子流体を実証する重要な発見です。超伝導体や量子流体の性質の解明に繋がると期待されます。
なお本研究成果は、2024年12月5日(木)(日本時間)に米国科学誌「Physical Review Letter」(オンライン)に掲載されました。