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research:memos:acc_tuning [2017/10/23 10:44] – [Proton 350 MeV for E483] kobayashresearch:memos:acc_tuning [2017/12/23 04:22] (現在) kobayash
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 ===== 加速器調整 ===== ===== 加速器調整 =====
 +
 +==== Proton 65 MeV for E422 ====
 +{{:research:memos:fsu_201712230120.png?direct&400|}}
 +=== AVF の調整 ===
 +
 +  * BV9-WS が縦長 --> focus がきついので、WS-LONG であたりやすくなるはず。
 +  * Transmission のチェック 6 nA --> 200nA --> 60 nA
 +  
 +
 +
  
 ==== Proton 350 MeV for E483 ==== ==== Proton 350 MeV for E483 ====
 {{:research:memos:fsu_201710231035.png?direct&400|}} {{:research:memos:fsu_201710231035.png?direct&400|}}
  
-=== Procedure ===+=== AVF === 
 +  * 今回、AVF のターンセパレーションは良かったので、エミッタンスも良いはず。 
 +  * AVF からのビームを分析コース(リング迂回ビームラインの一部?)で分析すると、26 keV (FWHM) のエネルギー分解能。悪くない。RING の後は速度が2倍程度であり、エネルギーは 6 倍程度になる。分解能も 6 倍程度の 156 keV (FWHM) となるはず?ただ、民井さんの経験的には、4 倍程度といったところになるようだ。 
 + 
 + 
 +=== AVF & RING 再調整 === 
 +  * 稲田さん調整 from ~9:00am Oct. 23, 2017 
 +  * 問題 
 +    * BM2 WS のビームロスモニター(分配マグネットの近く)が 100 mSv/h を越える --> トランスポーテーションが悪い? 
 +    * GR w/ Au ターゲットで見るとビームに低エネルギーのテールが見えた。 
 +    * FT (の電圧?)の調整で、テールが消え、分解能が悪くなったらしい。また、リングの外側のターンセパレーションの図で一番外のターンの減少が大きいように見えることから、引き出しの部分で切れているのではとのこと。これより、RING のビーム引き出し電極 (channelとも言う?) にあたっているのではとのこと。電極に当たっていると、結局安定しない。 
 +    * スリットもいろいろ入っているため、見直し。 
 +  * 対策 
 +    * Phase slit (AVF にインジェクションして1ターン目にある時間幅を切る位相スリット) でテールを切って見る。AVF の分解能、ターンセパレーションは良いので、エミッタンスも良いはずであり、調整は Phase slit だけで良いのでは。 
 +    * Trim 36 の磁場と、FT の位相及び電圧で引き出し部分を調整したい。カレントは常にモニターし最大になるように注意する。 
 +    * 民井さんの話では 350 MeV proton でエネルギー分解能 100 keV (FWHM) 程度はいくのではとのこと。300 MeV proton で 100 keV (FWHM) は切るので。 
 +    * 稲田さんの話では 分解能調整はカレントを見ながら行わないと深みにはまる。 
 + 
 +=== 稲田さん加速器調整 Procedure === 
 +  - First we opened all the slits 
 +  - IRIS (Ion source - AVF 間の(エミッタンス?)スリット) は空けた。あまり効かない。 
 +  - 次はリングの調整 
 +  - Resolution is not so bad: 156 keV (FWHM) 
 +  - RING の磁場調整: Trim 36 --> 分解能にもテールにも効いた。ビームのカレントを見つつ調整。BM2 WS のロスモニターが規定値 (100 mSv/h) を頻繁に越えるようになる。156 keV --> 126 keV (FWHM) で Trim は終わり。 
 +  - RING FT - Phase --> 3倍波 の位相を変えると FT の傾きが変わり、分解能が変わる 
 +  - RING FT - voltage --> FT 部分の凹凸が変わる 
 +  - 加速器調整終了 --> Transportation の確認が必要 
 + 
 +==== 効いたところ ==== 
 +  * IRIS 空けた、効いてない 
 +  * AVF の第一ターンにある phase slit 
 +  * Trim 36 --> ビーム調整中に drift していたようだ 
 +  * FT - phase --> GR Resolution & current を見ながら 
 +  * FT - voltage --> GR Resolution & current を見ながら。 
 + 
 +=== 稲田さんトランスポーテーション調整 Procedure === 
 +  - 上流から見ていいく 
 +  - ビームの大きさは悪くない。 
 +  - BV9-WS たてにつぶれているほうが、GR のアクセプタンス的に良い。 
 +  - +/- 5 mm at BV9-WS --> +/- 5 mm /2500 mm = +/- 2 mrad ~ 0.1 deg. 
 +==== トランスポーテーションメモ ==== 
 +  * SW1 - QM3U-WS の間で入室直後 1.7 mSv/h。30 nA くらいで数時間照射。ビームがあたっているのかも?今回の実験で新設した BM2-WS ビームロスモニタでも 30 nA 出すと 50 mSv/h。 
 +  * SW1 付近では前からラディエーションが高かった。 
 + 
 +==== Memo ==== 
 + 
 +  * delta E/E = constant 
 +    * 300 MeV --> << 100 keV (FWHM) 
 +    * 350 MeV --> < 100 keV (FWHM) 
 +  * 引き出しから軸を出すべきである。 
 +    * BV-EXT3 ぶってん マグにふぃケーション 1 
 +    * どっかで軸だししたほうが良い。 --> 写真取る、時々確認。12 or 24 時間ごと 
 +  * スタビリティについて 
 +    * 加速器の RF など 
 +  * トラブル 
 +    * LAN スイッチリセット --> DAQ の STOP の状態で --> DAQ のコネクションが切れるかも。もし切れたら DAQ の shutdown ボタンを押す。 
 +  * 1 mm が 磁場の制御とコンパラ for Yuni's exp. 
 +  * RING sector #1,2,5,6 に NMR が入っている 
 +  * 2 週間たつとリングの磁石が温まって安定する 
 +  * 2017年10月くらいからのビームが消える問題 
 +    * RING + GR で見つかっている 
 +    * 引き出しが変わっているので、RING 内部、またはそれより上流の問題 
 +    * Cavity 電圧を変えると戻ってくる 
 +    * ただし、エネルギーは電圧を変えた分だけ変わる 
 +    * キャビティーは再現するので、ビームが消えたら、キャビティーだけいじり、基本的に待つ。 
 + 
 + 
 + 
 + 
  
-* 稲田さん調整 
-* まず、リングの引き出しが悪いのでは? 
-* First we open all the slits 
-* IRIS (Ion source - AVF 間スリット) は空けた。あまり効かない。 
-* リング 
  
-* Resolution is good: 156 keV (FWHM) 
- 
research/memos/acc_tuning.1508723061.txt.gz · 最終更新: 2017/10/23 10:44 by kobayash
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