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research:memos:lessons_at_experiments [2016/10/21 02:40] – kobayash | research:memos:lessons_at_experiments [2016/10/21 03:12] (現在) – kobayash | ||
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====== 実験における教訓 ===== | ====== 実験における教訓 ===== | ||
+ | ==== SAMURAI experiments ==== | ||
* ケーブリングのチェックをする。 | * ケーブリングのチェックをする。 | ||
- | * DALI ではいつも 1, 2 ch 程度間違う。 | + | * 実例: |
- | * DALI ではいつも BNC/SHV の 1, 2 ch 程度がちゃんと刺さってない。 | + | |
+ | ==== JAEA experiment ==== | ||
+ | * 問題が起きたときのために、なるべく安全サイドに立つ | ||
+ | * 実例: 真空槽の真空度が出ず、原因を調査する際、不安要素がいくつかあり、原因究明に時間がかかった。穴あきボルトを使ったり、テープを真空槽に入れないようにしたり、アウトガスの少ないケーブルを使う。 | ||
+ | * 問題が起きたとき用のバックアップを用意しておく | ||
+ | * 実例: 真空度が良くないとき、真空を切るための膜とバイパスを作るための真空ホースが JAEA に用意されていて助かった。次回は自分たちで前もって借り方を調べたりなど、準備したい。 | ||
+ | |||
+ | ==== CAGRA+GR ==== | ||
+ | * 設計は余裕を持たせる | ||
+ | * 実例: 永山さん的には、散乱槽の固定は寸切りで充分だったはずだが、我々の技術力では、うまく取り付けが出来なかった。もっと強固な構造が必要あり。 | ||
* 抜いたケーブルは必ずチェックする | * 抜いたケーブルは必ずチェックする | ||
- | * 実例: | + | * 実例: IMP clover に対して VME05, board 4, ch0 で12時間データが取られない状態に。検出効率が変わって後の解析が大変。コラボレータへの周知も後で必要。 |
* システムの再起動方法は前もって調べておく | * システムの再起動方法は前もって調べておく | ||
- | * 実例: | + | * 実例: |
* ワイヤレスネットワークは使わず、なるべく有線にする | * ワイヤレスネットワークは使わず、なるべく有線にする | ||
- | * 実例: | + | * 実例: |
* 実験室のシステムは放射線ダメージによっておかしくなるという前提で考える | * 実験室のシステムは放射線ダメージによっておかしくなるという前提で考える | ||
- | * 実例: | + | * 実例: |
* 問題が起きたときのために、なるべく安全サイドに立つ | * 問題が起きたときのために、なるべく安全サイドに立つ | ||
- | * 実例: | + | * 実例: |
* バルブは強く閉めすぎない | * バルブは強く閉めすぎない | ||
- | * 実例: | + | * 実例: |
* バルブは全開にしてから少し戻す | * バルブは全開にしてから少し戻す | ||
- | * 実例: | + | * 実例: |
* 実験に慣れていない人用にマニュアルをつくる | * 実験に慣れていない人用にマニュアルをつくる | ||
- | * 実例: | + | * 実例: |
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+ | ==== コンピュータまわり ==== | ||
+ | * 新しいマザーボードは、カーネルが対応しない時があるので、少し古めのものを買う | ||
+ | * 実例: ネットワークカードのドライバをインストールした | ||
+ | * 市場で最もポピュラーなものを買う。Intel の CPU, Nvidia の GeForce, 有名どころの少し古めのネットワークカード。 | ||
+ | * Linux が対応している確率が高い。ニッチなものは、対応していなかったり、対応が大変だったりする。 | ||