目次
加速器調整
Proton 65 MeV for E422
Proton 350 MeV for E483
効いたところ
トランスポーテーションメモ
Memo
加速器調整
Proton 65 MeV for E422
AVF の調整
BV9-WS が縦長 –> focus がきついので、WS-LONG であたりやすくなるはず。
Transmission のチェック 6 nA –> 200nA –> 60 nA
Proton 350 MeV for E483
AVF
今回、AVF のターンセパレーションは良かったので、エミッタンスも良いはず。
AVF からのビームを分析コース(リング迂回ビームラインの一部?)で分析すると、26 keV (FWHM) のエネルギー分解能。悪くない。RING の後は速度が2倍程度であり、エネルギーは 6 倍程度になる。分解能も 6 倍程度の 156 keV (FWHM) となるはず?ただ、民井さんの経験的には、4 倍程度といったところになるようだ。
AVF & RING 再調整
稲田さん調整 from ~9:00am Oct. 23, 2017
問題
BM2 WS のビームロスモニター(分配マグネットの近く)が 100 mSv/h を越える –> トランスポーテーションが悪い?
GR w/ Au ターゲットで見るとビームに低エネルギーのテールが見えた。
FT (の電圧?)の調整で、テールが消え、分解能が悪くなったらしい。また、リングの外側のターンセパレーションの図で一番外のターンの減少が大きいように見えることから、引き出しの部分で切れているのではとのこと。これより、RING のビーム引き出し電極 (channelとも言う?) にあたっているのではとのこと。電極に当たっていると、結局安定しない。
スリットもいろいろ入っているため、見直し。
対策
Phase slit (AVF にインジェクションして1ターン目にある時間幅を切る位相スリット) でテールを切って見る。AVF の分解能、ターンセパレーションは良いので、エミッタンスも良いはずであり、調整は Phase slit だけで良いのでは。
Trim 36 の磁場と、FT の位相及び電圧で引き出し部分を調整したい。カレントは常にモニターし最大になるように注意する。
民井さんの話では 350 MeV proton でエネルギー分解能 100 keV (FWHM) 程度はいくのではとのこと。300 MeV proton で 100 keV (FWHM) は切るので。
稲田さんの話では 分解能調整はカレントを見ながら行わないと深みにはまる。
稲田さん加速器調整 Procedure
First we opened all the slits
IRIS (Ion source - AVF 間の(エミッタンス?)スリット) は空けた。あまり効かない。
次はリングの調整
Resolution is not so bad: 156 keV (FWHM)
RING の磁場調整: Trim 36 –> 分解能にもテールにも効いた。ビームのカレントを見つつ調整。BM2 WS のロスモニターが規定値 (100 mSv/h) を頻繁に越えるようになる。156 keV –> 126 keV (FWHM) で Trim は終わり。
RING FT - Phase –> 3倍波 の位相を変えると FT の傾きが変わり、分解能が変わる
RING FT - voltage –> FT 部分の凹凸が変わる
加速器調整終了 –> Transportation の確認が必要
効いたところ
IRIS 空けた、効いてない
AVF の第一ターンにある phase slit
Trim 36 –> ビーム調整中に drift していたようだ
FT - phase –> GR Resolution & current を見ながら
FT - voltage –> GR Resolution & current を見ながら。
稲田さんトランスポーテーション調整 Procedure
上流から見ていいく
ビームの大きさは悪くない。
BV9-WS たてにつぶれているほうが、GR のアクセプタンス的に良い。
+/- 5 mm at BV9-WS –> +/- 5 mm /2500 mm = +/- 2 mrad ~ 0.1 deg.
トランスポーテーションメモ
SW1 - QM3U-WS の間で入室直後 1.7 mSv/h。30 nA くらいで数時間照射。ビームがあたっているのかも?今回の実験で新設した BM2-WS ビームロスモニタでも 30 nA 出すと 50 mSv/h。
SW1 付近では前からラディエーションが高かった。
Memo
delta E/E = constant
300 MeV –> « 100 keV (FWHM)
350 MeV –> < 100 keV (FWHM)
引き出しから軸を出すべきである。
BV-EXT3 ぶってん マグにふぃケーション 1
どっかで軸だししたほうが良い。 –> 写真取る、時々確認。12 or 24 時間ごと
スタビリティについて
加速器の RF など
トラブル
LAN
スイッチリセット –> DAQ の STOP の状態で –> DAQ のコネクションが切れるかも。もし切れたら DAQ の shutdown ボタンを押す。
1 mm が 磁場の制御とコンパラ for Yuni's exp.
RING sector #1,2,5,6 に NMR が入っている
2 週間たつとリングの磁石が温まって安定する
2017年10月くらいからのビームが消える問題
RING + GR で見つかっている
引き出しが変わっているので、RING 内部、またはそれより上流の問題
Cavity 電圧を変えると戻ってくる
ただし、エネルギーは電圧を変えた分だけ変わる
キャビティーは再現するので、ビームが消えたら、キャビティーだけいじり、基本的に待つ。