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2017/8/2

筑紫丘高校来訪

母校である筑紫丘高校の生徒18名が東京研修の一貫として原子核科学研究センターに来て、私が行った模擬講義を受講し、理研RIBFを見学しました。

模擬講義では「原子核で探る物質優勢宇宙」について話をし、反物質が消えたの謎、金などの重い元素が存在する謎、中性子だらけの星の謎について原子核を使った謎への挑戦について紹介しました。初めての母校からの来訪ということで、気合を入れすぎて色々と詰め込みすぎたのか、難しい内容だったようです。次はもう少し噛み砕いた話にしようかと考えています。

生徒の中には同じ市内だったり、卒業中学校が同じだったり、大運動会で応援団をやっていたりと、共通項の多い生徒さんもいて驚きました。

施設見学では理研RIBFにある世界最強の加速器SRCと、BigRIPS, SHARAQ・OEDOなどの主要な装置を紹介し、最先端の研究の現場に触れてもらいました。また、アクティブ標的CATのご先祖さまである霧箱や、BigRIPSを模してプリズムを利用して光を分ける模型「ひかりップス」なども見てもらいました。

これらの装置は8月2日・3日と行われている東京大学のオープンキャンパスでも展示していますので、興味のある方は是非足を運んでみてください。オープンキャンパスでは加速器の模型と加速原理の紹介も行っています。

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