SPADI-A Wiki/WG1/TF2


WG1 / TF2 / YAENAMI・RAYRAWの実装と評価

メンバー

Technical contributors

Associate members

実施期間

2023年4月 - 2025年4月

概要および目的

素粒子実験で広く使われているSiPMは、小型である特徴を生かしてfine-segmented detectorに利用されるケースが多くみられる。 多チャンネルを読み出すためのASICは鍵となる技術であり、汎用的に利用できるSiPM読み出しASICをKEKが持つ技術を利用して開発し、またそれを搭載する読み出し回路も開発する。 ASICと回路基板をそれぞれ、YAENAMIおよびRAYRAWと呼称する。

本TFでは以下を目標とする

機能・特徴

YAENAMI

YAENAMIは8ch入力の波形デジタイザASICである。詳細はユーザーガイドを参照のこと。 現在の最新バージョンはv3である。

RAYRAW v1

RAYRAWはYAENAMI ASICを4つ搭載した汎用MPPC読み出し回路である。 本TFで開発したFPGAファームウェアは外部トリガー入力型であり、連続読み出しではない。 トリガー入力があるとFPGA内部のバッファをさかのぼり、設定した時間窓内の波形データをPCへ送信する。 通信にはSiTCPを採用しており、GbEでデータ送信とレジスタ設定を行う。

詳細はユーザーガイドを参照のこと。

図・写真等

rayraw-v1.jpg rayraw-v1-block.png

リソース

成果報告

発表論文リスト

学会・会議発表

FY23:

FY24:

関連リンク

共同研究者

関連する研究課題

編集履歴

V1 2025.4.24 本多良太郎