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ファームウェアの入手

ここでは AMANEQ 本体と HR-TDC メザニンカードの FPGA のファームウェアの入手先を記載する。AMANEQ 本体には AMD Xilinx Kintex-7 (XC7K160T-2FFG676 (speed grade -2)) FPGA が載っており、さらに、HR-TDC にも Kintex-7 (XC7K160T-1FBG676 (speed grade: -1)) が載っている。

AMANEQ 本体

AMANEQ は汎用ボードであり、使用目的によって書き込むファームウェアを変える。現在、Low Resolution TDC (LR-TDC), High Resolution TDC (HR-TDC), MIKUMARI Primary, MIKUMARI Hub (FANOUT) のファームウェアが存在する。以下、それぞれの役割に応じたファームウェアは以下の GitHub リポジトリからダウンロードできる。

ファームウェアは開発が進むにつれていくつかのバージョンが存在するが、特別な理由がなければ、最新版のファームウェアをダウンロードする。また、AMANEQ の v1 と v4 に対応した 2 種類の ファームウェアが存在し、AMANEQ ボードの バージョンに応じて適切なものを選ぶ。amaneq-1-* が AMANEQ v1 用のファームウェアで、 amaneq-4-* が AMANEQ v4 用のファームウェアに対応する。

HR-TDC メザニンカード

HR-TDC メザニンカードには Kintex-7 (XC7K160T-1FBG676 (speed grade: -1)) が載っており、FPGA にファームウェアを書き込んで利用する。GitHub におけるリポジトリは以下の URL になる。

このファームウェアにもバージョンが存在するが AMANEQ の本体ボードに書き込んだ HR-TDC のファームウェア (StrHrTdcBase) のバージョンに合わせる必要がある (?要確認) 。このファームウェアを用いる場合、HR-TDC のメザニンに書き込むファームウェアもバージョンを合わせる。

ちなみに、この vX.Y.Z の表記では X がメジャーバージョン、Y が マイナーバージョン、Z がリビジョンに対応する。このうち、AMANEQ の本体と HR-TDC メザニンのバージョンを合わせる場合、メジャーバージョンとマイナーバージョンが合っていれば良い。

本稿執筆者

2024/10/18 小林 信之 (大阪大学RCNP)