去年WindowsからMac に乗り換えました。PDFに簡単に変換できるし、X window systemが始めから搭 載されているので、なかなかいい感じです。自分なりの環境に設定できる楽し みがあり、Unix関連の勉強にもなります。

ここ(RCNP)のD1です。

以下ではMacにおける個人的環境について書きたいと思います。 RCNP理論部のMac userの方々は参考にしていただけるとありがたいです。

1:Tex環境

まず、論文やノートを書くのに最適なものとして、Texがあります。WordやEGwordなどさまざまな良いアプリケーションが ありますが、数式に関してはダントツにTexが際立っています。

1:
ここでpTexに必要なpackageが手に入る。versionも良くなり、installも楽です。 pTex package Exterme 2003v2がお勧め。これでTexのコンパイルだけではなく、 dvips、dvipdfmx、ghosrscriptも入っているので、Texの中軸は手に入る。

2:
Mac OS9の時から使われていたEditorである。他にもいろいろなEditorがあるが、miはTexだけではなく、 html、C、Fortranなどにも使える。またいろいろ拡張することが可能で、自由度が高い。


2:X window system

次に、RCNPでの研究の際に用いられているのはsenriという計算機である。localなPCからsenriにつなげる時に 有効なapplicationがX window systemである。Mac OS XではterminalによりUnixコマンドが使うことができるが、 xdvi、gv、mule、gnuplot、などの機能を十分に使うことができない。それを打開するものとして、XDarwinという applicationを使う。以下ではXDarwinについて記述する。(Mac純正のX11というものとはほぼ同じだが、完全に 対応するかは確かめていません。)
1: EasyPackage for Jaguar
まず、XDarwinをinstallします。いろいろな方法がありますが、これが一番楽です。 まず、EasyPackageをdownloadします。
  • パッケージの一覧を取得する。
  • x11の中の「XFree86」をダブルクリックするだけで、一連の作業をしてくれる。 これで、X window systemの基盤は手に入れることができます。 お好みで、kterm、gnuplotなどinstallして下さい。実はこの中にptexも入っています。

    2: 覚え書き
    次にX window systemは手に入ったが、まだ完全ではありません。上記のpageにほぼ全て書いてありますが、 特に必要と思われる部分のみ、書き出します。