π中間子について研究中。
最近真空の影響を考えています。無限系での計算から有限系へ拡張し終わりま
した。今のところ(6/11)、シグマ中間子とオメガ中間子の繰り込みをしただけなので、
次はパイ中間子の繰り込みをし、その影響を検証しようとしています。
ただ単にDirac Seaの影響を入れるのではなく、Chiral Symmetricに入れる。 無限系での影響がかなりあることがわかり、Compressibilityも小さくできま した。(ただし、小さすぎますが)(6/19) これを有限系に入れることができれば、Chiral sigma modelの問題点も解消で きるかも? と、思ってたんですが、やはり奥が深い!そう簡単には行かないようです。(7/3) 対称性ってものは奥が深い。Fermion loopとMeson loopを取り入れようとして いるのですが、かなりの問題が発生してしまいます。Pionのloopが特に問題で タキオンとなってしまう。うーん、大変だ。 最近はRenormalizationとは何なのかもう一度見直しています。Chiral symmetric renormalizationの有効性とその変化が真空と模型をどのようにつ なげているのかを検証中!(10/26) これはシグマ中間子に対してDirac Seaの影響を考えたもの。 これはChiral SymmetricにDirac Seaの影響を考えたもの。 これはself energy of mesonsの影響を考えたもの。 最終目標は、すべての原子核を一つのLagrangianと一組のparameter set で記述することである。 今でも宇宙論には興味があります。 学部生の頃に、宇宙の元素合成について勉強していました。 |