DAQ立ち上げの手順 更新履歴 2004年6月25日 Section 3.5 SSDの設定の部分を変更 (内田) 0. kasuga1/kasuga2にグループアカウントを作成する(IBMに連絡)。 1. kasuga1(kasuga2)にログインしてホームディレクトリに DAQに必要なファイルをコピーする。 kasuga上で以下のコマンドを実行すれば、必要なファイルは全てコピーされる。 > cd /home.kasuga1/tamidaq > ./daqsetup ~/.cshrc を編集して path に ~/daq/bin および ~/udaq/bin を 加える。例えば下記の行を加える。 set path = ( ~/daq/bin ~/udaq/bin $path ) その後 login しなおすか、 > source ~/.cshrc を実行する 2. kasuga1/kasuga2上でGUIを立ち上げる。 > daq mcp 3. 回路系の初期化 3.1 GR triggerの初期化 GUIで以下の操作を行う。 a) Window -> VME -> GR b) 開いたターミナルで以下のコマンドを入力 > triginit 実験の条件に合わせた設定を選択する。 3.2 GR FERA,3377/ LAS FERAの初期化 GUIで以下の操作を行う。 a) Window -> VME -> 2ndLevel b) 開いたターミナルで以下のコマンドを入力 > ferainit_gr > ferainit_las > 3377init_gr 注意:3377init_grを行う際にはGrand Raiden出口フランジ付近にある VMEクレートにおいてK2917に接続されているK-BUSをつけ変える 必要がある。 3.3 LAS trigger, 3377の初期化 GUIで以下の操作を行う。 a) Window -> VME -> LAS b) 開いたターミナルで以下のコマンドを入力 > triginit_las > 3377init_las 3.4 BLP回路系の初期化 GUIで以下の操作を行う。 a) Window -> VME -> BLP b) 開いたターミナルで以下のコマンドを入力 > blpinit 3.5 SSD(中性子検出器)を用いる実験におけるセルフトリガーの設定 GUIから Window->VME->GRでターミナルを開く。 GRのターミナルにおいてコマンドで条件を設定する。 コマンドは外付のFERA(またはFERA類似)の台数およびp2pモードで異なる。 以下にそれぞれの場合でのコマンドを示す。 (詳細情報 http://www-in/~hidetomo/daq_hide.html) 1) 外付FERAが1系統 (e164 etc...) GRとSSDのみを用いる実験に対応 A. grc_sngl <- GR single trigger 設定 B. grc_test <- self trigger の設定 C. grc_std <- coincidence trigger の設定 2) 外付FERAが2系統 (e173, e186, etc...) GRとSSD+中性子検出器を用いる実験に対応 A. grc_2f_sngl <- GR single trigger 設定 B. grc_2f_test <- self trigger の設定 C. grc_2f_std <- coincidence trigger の設定 3) LAS(p2p mode)と外付FERAが2系統 (e148 etc...) GRとLAS+SSD+中性子検出器を用いる実験に対応 B. glc_test <- self trigger の設定 C. glc_std <- coincidence trigger の設定 4. DAQシステムの起動 GUIで以下の操作を順番におこなう。 a) DAQ -> Init b) DAQ -> Start 最終的に5つのWindowが開けばDAQの準備完了。 (Error Log, GR collector, BLP Log, BLP Recieve, Builder) 5. DAQの定常操作(通常のDAQは5.1-5.6の項目を繰りかえす) 5.1 レコーダの起動(データを保存する場合。保存しない場合は省略。) kasuga1/kasuga2で レコーダを起動する。 > run 5.2 DAQ開始 kasuga1/kasuga2からコレクタにスタート信号を送る。 > rstart , 5.3 run controlerのStartボタンをを押す。 この間データ収集状態 5.4 run controlerのStopボタンを押す。 5.5 DAQ終了 kasuga1/kasuga2からコレクタにストップ信号を送る。 > rstop 5.6 レコーダの終了(データを保存する場合。保存しない場合は省略。) kasuga1/kasuga2で レコーダを終了させる。 > run end 6. DAQシステムの終了 GUIで以下の操作を順番におこなう。 a) DAQ -> End b) DAQ -> Exit 7. GUIの終了。 GUIで以下の操作を行う。 File->Exit