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皆 様、
標記の研究会を 2007年1月8日(月)-9日(火)に、大阪大学
核物理研究センターにて開催します。興味のある方は奮ってご参加
下さい。
世話人一同
RCNP研究会 「LEPS2ビームラインによるクォーク核物理の新展開」
日時; 2007年1月8日(月)ー9日(火)
場所; 大阪大学核物理研究センター
概要:
SPring-8におけるレーザー電子光(LEPS)プロジェクトはその立案
から11年、データ収集開始から約 6年が経ち、その間、1.5─2.4 GeV
のレーザー逆コンプトンガンマ線ビームと前方スペクトロメータ系を
用いて、ペンタクォーク粒子シータ+ を示唆する実験結果や閾値近傍
でのファイ中間子光生成の研究等で、着実に成果を挙げてきました。
また、大立体角ガンマ線検出器やタイムプロジェクションチェンバー
といった新たな検出器も開発して研究を進めてきていますが、一方で
ビーム強度や最高エネルギー及び実験スペースにおける制約が実験を
拡張していく上での支障となっています。そこで、昨年来新しいビー
ムラインの建設に向けて検討を重ねてきましたが、複数のレーザーの
同時入射による大強度化や BNL/E949 検出器の移設による汎用大立体
角検出器の設置等、計画がかなり具体化してきています。
そこでこの機会に、これまでの LEPS での成果も踏まえて、LEPS2
ビームラインにおいて更に、また、新たに展開される物理とそのため
の実験技術について実験・理論両面から議論を行い、計画実行のため
の礎石としたいと思います。昨年度開催された「LEPS新ビームライン
の物理」研究会においては、計画検討のたたき台として、あまり境界
条件なしに様々な話題を提供していただき議論を行いましたが、今回
は青写真の見えてきた LEPS2プロジェクトにおいて高エネルギー実光
子ビームによるクォーク核物理の研究を更に推進していくための実効
的な計画の進め方に重点をおいて議論したいと考えています。
尚、これまでの LEPS2プロジェクトの検討状況につきましては、
http://www.hadron.jp/member/
に資料がありますが、追って現状をまとめたものを WWWにおいてアナ
ウンスしていく予定です。
世話人:
中野 貴志(阪大RCNP)
清水 肇(東北大核理研)
伊達 伸(JASRI)
清水 俊(阪大理)
保坂 淳(阪大RCNP)
與曽井 優(阪大RCNP)
連絡先:
與曽井 優
E-Mail: yosoi@rcnp.osaka-u.ac.jp
Fax : 06-6879-8899