ステライルニュートリノの探索(J-PARC E56実験/JSNS^2)

現在のニュートリノ振動実験の結果は、電子型、ミュオン型、タウ粒子型ニュートリノに加えて第4の世代のニュートリノの存在を示唆しています。これは「ステライルニュートリノ」と呼ばれ、通常のウィークボソンとは相互作用せず、ただニュートリノの振動を通してのみ、その存在が検知されるものと考えられています。

われわれは、J-PARC核破砕中性子源で発生する大強度なMeVニュートリノを利用し、総重量50トンの液体シンチレータ検出器を用いてニュートリノ振動の精密測定を行う計画(J-PARC E56実験(JSNS^2 collaboration)、丸山和純氏代表)を推進中です。※詳しくは JSNS^2ホームページ をご覧ください。