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本ページは、Fortran使用者の目線から「FortranとC++の対応関係」を まとめたものです。(工事中)
FortranとC++の個別ページはこちら(Fortran, C++)

Contents

強制終了

Fortran stop その場で強制終了
C++ exit(0); または abort();
stdlib.hをインクルード(#include <stdlib.h>)すると使える。 exitは終了処理を行い、プログラムを終了する。abortはその場で強制終了する。
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コメント

Fortran ! (エクスクラメーションマーク): その行をコメント
C++ // (ダブルスラッシュ): その行をコメント 
/* */ (アスタリスクとスラッシュ): 「/*」と「*/」で囲んだ部分をコメント。複数行にまたがっていてもよい。
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コンパイラとオプション

Fortran gfortran -Wall hogehoge.f90
-WallはWarningをすべて表示させるオプション
C++ g++ -Wall hogehoge.cpp
-WallはWarningをすべて表示させるオプション
(updated on 2016.11.25)
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時間計測

Fortran 経過時間: call system_clock(t1)
*ただし、t1は整数
CPU使用時間: call cpu_time(t1)
*ただし、t1は実数
C++ CPU使用時間: clock()
#include を書き加える。CLOCKS_PER_SECで割った値が秒になる。
(double)(clock() - first_time) / (double)CLOCKS_PER_SEC
として出力。
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ポインタ

宣言

Fortran 定義するときにpointer属性を与える。
例: double precision, pointer :: x
C++ 定義するときに「*」をつける。
例: double *x;

アドレスの格納

Fortran 同じ型の変数aのアドレスを格納
x = a
C++ 同じ型の変数aのアドレスを格納
x = &a;

ポインタの演算

Fortran ポインタxと変数a演算
b = x + a
b = x*a
C++ ポインタxと変数a演算
b = *x + a
b = *x * a
(updated on 2016.11.25)
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