BLN2023 workshop

原子核によるバリオン数・レプトン数の物理


2023年03月09日〜10日
大阪大学核物理研究センター

案内文

皆様

現在の物質優勢宇宙を説明する条件の一つ「バリオン数非保存」は、 様々な実験的アプローチにも関わらず未だ発見されていません。 大統一理論など標準理論を超える新しい物理理論の中にはバリオン数(B)・ レプトン数(L)・およびその組み合わせの非保存を予言するものがあり、 その実験的探索は新物理に対する強力なプローブになります。 現在世界中で精力的に研究されているCP対称性の破れ、 特にハドロンセクターで大きな破れが見つかっていないことにも関連させて、 新理論を制限することができます。 衝突型加速器では到達し得ないエネルギー領域を、 原子核を用いた精密測定で網羅的に探索することが重要です。 粒子数非保存過程とそれに関連する物理を議論し、 CP対称性の破れから粒子数非保存過程探索へ、という、 今後の原子核素粒子物理学の方向性を打ち出すことを目指し、 下記の通り研究会を開催しますので、奮ってご参加ください。

名古屋大学
北口雅暁

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           記

研究会Webページ
https://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~bln/WS/BLN2023/index.html

RCNP研究会 原子核によるバリオン数・レプトン数の物理
日時:2023年03月9日(木)〜2023年03月10日(金)
会場:大阪大学核物理研究センター、zoomによるハイブリッド開催
主催:大阪大学核物理研究センター

研究会議論内容
おもな議論内容は、下記のとおりです。
  • 大統一理論
  • 陽子崩壊
  • ニュートリノレス二重ベータ崩壊
  • 中性子・反中性子振動
  • それぞれの理論・計算・実験

申し込み
大阪大学の宿泊施設をある程度確保しております。
参加登録から申し込みできますので、ご利用ください。
また、予算に限りはありますが、旅費の補助が必要な方は下記の組織委員宛に ご連絡ください。
e-mail :

(参加登録締め切り : 2023年03月09日)
(宿舎申し込み締め切り : 2023年03月02日)

皆さまのご参加をお待ちしております。

組織委員
北口雅暁(名大)
清水裕彦(名大)
嶋達志(阪大)
梅原さおり(阪大)
小川泉(福井大)