First Bulletin

皆様

「もんじゅ」サイトを活用した新たな試験研究炉の建設が計画され、 当該施設の概念設計が進められようとしています。

それにむけて、原子炉を中性子照射場やニュートリノ源として 活用する可能性についても議論しています。 つきましては、下記の通り研究会を開催しますので、 奮ってご参加ください。

名古屋大学
清水裕彦

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　　　　　　　　　　　記

研究会概要

「もんじゅ」サイトを活用した新たな試験研究炉の建設が計画され、 当該施設の概念設計が進められようとしています。

この新研究炉の主目的の一つである中性子ビームの利用について、 中性子科学会において議論が始まりました。 中性子科学会においてはさらに、 核分裂炉を中性子照射場やニュートリノ源などと見なして、 原子核素粒子研究に活用する可能性についても議論しています。 概念設計の段階から研究炉の利用を議論できる稀な機会をとらえて、 さまざまな利用の可能性を議論することは意義深いと考えられます。 本研究会は、新研究炉の基礎物理分野における利用の可能性を議論する場を提供し、 物質研究および産業利用などの広い分野への波及効果を通じた 原子核素粒子研究の多方面への新展開につなげることを目指します。

研究会Webページ
https://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~fpur/WS/FPUR2022/index.html

RCNP研究会 研究用原子炉を用いた原子核素粒子物理学
日時：2022年05月30日(月)〜2022年05月31日(火)
会場：大阪大学核物理研究センター、zoomによるハイブリッド開催
共催：大阪大学核物理研究センター
　　　日本中性子科学会

研究会議論内容

おもな議論内容は、下記のとおりです。

• 新研究炉建設計画
• 速中性子・熱外中性子・熱中性子を用いた原子核物理
• ニュートリノ物理
• 極冷・超冷中性子を用いた物理
• 超冷中性子を用いた物理
• 冷中性子ビーム利用

申し込み

大阪大学の宿泊施設をある程度確保しております。
参加登録から申し込みできますので、ご利用ください。
また、予算に限りはありますが、旅費の補助が必要な方は下記の組織委員宛に ご連絡ください。

（参加登録締め切り : 2022年05月31日）
（宿舎申し込み締め切り : 2022年05月15日）

皆さまのご参加をお待ちしております。

組織委員
清水裕彦(名大)
北口雅暁(名大)
嶋達志(阪大)
梅原さおり(阪大)
藤岡宏之(東工大)
片渕竜也(東工大)
飯沼昌隆(広島大)
吉岡瑞樹(九大)
小川泉(福井大)
川崎真介(KEK)
三島賢二(KEK)
山形豊(理研)
羽場宏光(理研)
奥平琢也(名大)