RadWare - Kohda Wiki

RadWare†

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公式ページ†

RadWare
- どうもここ最近(2024/6確認)鯖落ちしてるっぽい。代替URLはこっち
  - アーカイブその1 : RadWare (Wayback Machine)
  - アーカイブその2 : RadWare (UNT Web Archive)

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何が出来るのか?†

論文でよく見るこういうレベルスキームの図を作れる。他の機能はよく知らない。

(追記 2025/2/6) こういうのもあるらしい → lvl_builder / xination/lvl_builder; a python program to build an energy level scheme that is normally used in the nuclear physics

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ダウンロードとMake†

githubにある。-> radforddc/rw05; David Radford's RadWare nuclear physics data analysis software.

git clone https://github.com/radforddc/rw05.git

または

wget https://github.com/radforddc/rw05/archive/refs/heads/main.zip

make

cd rw05/src
cp Makefile.linux Makefile
make

sahoでやったらそのまま行けた。Ubuntu22.04でやるとライブラリ不足で通らない。必要なライブラリは
```
sudo apt install libreadline-dev libx11-dev
```
で入れられる。

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エラー対処†

Radwareに含まれるプログラムを走らせるとだいたいこのエラーが出る。

ERROR: Font not found or not installed on your system.
       XLoadFont() cannot load -ADOBE-HELVETICA-MEDIUM-R-NORMAL--*-100-*-*-P-*
       Please install a matching font and restart your X server.

ローカル環境(ssh先のサーバーで動かしている場合はクライアント側)に必要なフォントが入っていない、というエラー。なので、インストールする。

sudo apt-get update
sudo apt-get install xfonts-100dpi xfonts-75dpi
sudo apt-get install xfonts-helvetica
sudo mkfontdir /usr/share/fonts/X11/100dpi
sudo mkfontdir /usr/share/fonts/X11/75dpi
sudo fc-cache -fv

そして、PCを再起動。

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マニュアルらしきもの†

RADWARE on the ANU VAX System
- なんでこんな印刷物をスキャンした汚いPDFしか無いんだ?

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レベルスキームの図を作る†

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とりあえずexampleを動かしてみる†

マニュアルの11ページを参照。
gls という実行ファイルを実行する。
- この時に環境変数 RADWARE_FONT_LOC に対してfont.dat があるディレクトリを指定しておく

demo/demo.gls というexampleがあるので、これを描いてみる。

./gls ../demo/demo.gls

引数にglsファイルを指定する。実行すると

GLS Version 3.0    D. C. Radford   Sept 1999

    Welcome....

*** Hint: To pan and zoom the level scheme when in cursor mode,
     try holding down the shift keys and clicking the mouse buttons.
     The left button will pan, depending on the pointer position,
     and the middle and right buttons will zoom in and out.
Next command?

と出る。ここで、helpと入力するとコマンド一覧が出る。とりあえずは

HC : PostScript レベル スキーム図を生成する
ST : プログラムを停止して終了

だけ覚えておけばOK?

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glsファイルの代わりにagsファイルを作る†

glsファイルはバイナリで、代わりにags (ASCII GLS)ファイルを使うことが出来る。見本は↓にある。
- ascii_gls.doc
ascii_gls.docの153行目から328行目をコピペしてexample.agsというファイルを作ってみる。
```
./gls example.ags
```
とすると、レベルスキーム図が生成できる。

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対話入力がめんどくさい†

解答内容を標準出力で渡すと楽。
```
echo -e "HC\nN\nN\nOutput.ps\nN\nY\n0\nY\nST\nY" | ./gls input.ags
```
- 出力ファイルと同名ファイルが存在する時は上書きするかの確認の質問が入るので、質問パターンを固定するために敢えて同名ファイルを先に作っておくと良い?

ちなみに、これをやっても一瞬Xwindowが立ち上がるのは抑止できない。 VNCサーバーを立ち上げて、DISPLAY変数を変えてそっちに表示させるとかすれば、表面的に表示させないことは出来る。sshでX11転送しない分速くなるかも?

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フォント問題†

Postscriptファイルの印字に使用するフォントは5種類から選べる。

0 : The Standard RadWare Font
1 : AvantGarde-Book
2 : Helvetica
3 : NewCenturySchlbk-Roman
4 : Times-Roman

この中で0以外はシステム側のフォントデータを使って描かれる。何が言いたいかと言うと、これで作った図に、(一見ちゃんと表示されていても)フォントが埋め込まれて無いことがある。
きっちりフォント埋め込みされていることを確認してから使うなら1-4でも良いが、環境依存性を気にするなら0が無難。
ちなみにsahoでは、後述のGhostscriptを使ったPDF変換で1,3に関しては自動で埋め込みが行われた。

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出力したPostscriptファイルの向きがおかしい問題†

Ghostscriptを使って、

gs -q -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=ps2write -sOutputFile=output.ps -dAutoRotatePages=/None -c "<</Orientation 3>> setpagedevice" -f input.ps

とすれば(多分)直る。Orientation 3の数字は向きを表す番号で、場合によっては違う番号になるかもしれない。いっそのこと、PDFに変換してしまうなら、

gs -q -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=pdfwrite -sOutputFile=output.pdf -dAutoRotatePages=/None -c "<</Orientation 3>> setpagedevice" -f input.ps

とすれば良い。

How to rotate a PDF with 180 deg. with Ghostscript (/usr/bin/gs) ?

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参考リンク†

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