計算サーバ ( miho ) からのプリンタ利用方法
以下の手順により、計算サーバ ( miho ) から プリンタを利用することができます。
プリンタへの指示の詳細は、こちらをご覧ください。
計算サーバ以外から プリンタを利用する場合は、 こちら をご覧下さい。
- プリントファイルの確認
プリント出力したいテキストファイルがPostScriptかどうかを確認します。
以下のコマンドで確認できます。
$ file ファイル名
コマンドを実行後、ファイルのタイプが表示されます
(PostScript ファイル、コマンド・テキストなど)
- ファイルのPostScript変換
テキストファイルをPostScript形式へ変換します。
$ a2ps ファイル名 -o 新ファイル.ps
例としてテキストファイル file1.txt をPostScript形式へ変換する場合は、次のようになります。
$ a2ps file1.txt -o file1.ps
- ポストスクリプトファイルのプリント出力
ポストスクリプト形式のファイルを印刷する場合
$ lpr -Pプリンタ名 ポストスクリプト・ファイル名
ここで、プリンタ名は出力先のプリンタ名を指定します。
例として、file1.ps をAVF棟2F廊下 のDocuPrint C2424へ出力する場合
$ lpr -Pa2c2424 file1.ps
- テキストファイルを直接にプリンタへ出力
テキストファイルを、ポストスクリプトへ変換し、そのままプリンタへ出力することも可能です。
$ a2ps テキストファイル名 -o - | lpr -Pプリンタ名
(a2ps テキストファイル名 -o -(ハイフン) |(パイプ) lpr -Pプリンタ名
※ -o の後に続く - は (ハイフン)です
例として、テキストファイル file1.txt を AVF棟2F廊下のDocuPrint C2424へ直接出力する方法
$ a2ps file1.txt -o - | lpr -Pa2c2424
- オプション追加方法
印刷する際に、いくつかのオプションを追加することで、印刷形式を変更できます。
5.1. ポストスクリプト変換オプション
コマンド実行方法
$ a2ps オプション ポストスクリプトファイル名 -o ファイル名
コマンド実行例
テキストファイル file1.txt をポストスクリプトファイル file1.ps に変換します。
変換時に、ヘッダーを表示しません。
$ a2ps -B file1.ps -o file1.txt
a2psコマンド・オプション
1画面に1枚を印刷 -d1
ローテート -r
ヘッダーを表示しない -B
5.2. 印刷オプション
コマンド実行方法
$ lpr -Pプリンタ名 -Cオプション ファイル名
オプションは ,(カンマ)区切りで追加してください
[-Cオプション]
使用方法 -C,[パラメーター1], [パラメーター2]
-Cに続いて、「,」(カンマ)で区切り、パラメーターを入力します。
両面印刷 DUP または dup
片面印刷 SIMP または simp
A4トレイ A4 または a4
A4、長編とじ両面印刷 A4D または a4d
A4、短編とじ両面印刷 A4T または a4t
コマンド実行例
ポストスクリプトファイル file1.ps を両面印刷する場合
$ lpr -Pa2c2424 -C,DUP file1.ps
ポストスクリプトファイル file1.ps を片面印刷する場合
$ lpr -Pa2c2424 -C,SIMP file1.ps
5.3. オプションを使用して、直接印刷する
テキストファイル file1.txt を、AVF棟2F廊下 のDocuPrint C2424へ出力する場合
各コマンド実行例
1) . 印刷時にA4両面印刷します。
$ a2ps TEST_OUTPUT -o - | lpr -Pa2c2424 -C,DUP
2) . A4,両面印刷、1枚に1ページで印刷、ヘッダー抑制、横印刷
$ a2ps -d1 -B -r TEST_OUTPUT -o - | lpr -Pa2c2424 -C,a4,DUP
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