ニュース
- 2023年02月24日
- Updated : Scientific Program(Tentative Schedule) →Sci.Prog.へ移動
- 2023年02月24日
- 参加登録受け付け開始 →Registrationへ移動
- 2023年02月24日
- Web site open
ご案内
多くの皆さまの御参加、ありがとうございました。
現在の物質優勢宇宙を説明する条件の一つ「バリオン数非保存」は、 様々な実験的アプローチにも関わらず未だ発見されていません。 大統一理論など標準理論を超える新しい物理理論の中にはバリオン数(B)・ レプトン数(L)・およびその組み合わせの非保存を予言するものがあり、 その実験的探索は新物理に対する強力なプローブになります。 現在世界中で精力的に研究されているCP対称性の破れ、 特にハドロンセクターで大きな破れが見つかっていないことにも関連させて、 新理論を制限することができます。 衝突型加速器では到達し得ないエネルギー領域を、 原子核を用いた精密測定で網羅的に探索することが重要です。 この研究会では、粒子数非保存過程とそれに関連する物理を議論し、 CP対称性の破れから粒子数非保存過程探索へ、という、 今後の原子核素粒子物理学の方向性を打ち出します。
原子核によるバリオン数・レプトン数の物理
- 日時:2023年03月09日(木)〜2023年03月10日(金)
- 会場:大阪大学核物理研究センター、zoomによるハイブリッド開催