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初日と2日目に行う野外実習について概要をまとめました。現地でも説明をしますが、事前に予習をしておいて下さい。
飯舘村の居住地区と農作地の多くは除染が終了し、居住に全く支障がないほど空間線量が低下しています。
しかし、現実に住民が安心して暮らすためには、継続的に汚染状況のモニターを行うことが必要な場合があります。
我々は特に以下の点に注目し、飯舘村の方々の協力を得つつ、研究を行っています。
飯舘村環境放射線実習ではこの研究の一部として、試料の採取と放射線量の観測を実際に行ってもらいます。
2020年度飯舘村環境放射線実習では、上で述べた目的の1,2のなかで、以下の実習を行います。
小宮地区の沼氏および庄司氏所有の山林(それぞれ便宜的に沼山、庄司山と呼ぶ)の中のあらかじめ決められた
試料木の葉を採取します。
試料木表に書かれた試料木の位置(緯度と経度)をGPS端末を利用して探し、試料木を見つけて下さい。 試料木には試料木番号を書いたピンクのリボンが結んあります。 試料木を見つけたら以下の作業を行って下さい。
試料木の位置情報
有害な動植物山には有害な動植物がいます。例えば ウルシ の葉に直接触れるとかぶれることがあります。 その他、まむし、スズメバチ、クマバチなどにも気をつけて下さい。
採取場所の田圃に行き、あぜ道の土壌を採取する。採取する畦道は教員が指示する。
サンプル番号は採取場所によってコードが異なり、以下の形式で表されます。#は試料木番号で、1桁か2桁の数字です。
IKNF-7-2019 ということになります。 (ちなみに、Iは飯舘, Kは小宮地区, Nは沼山, Fは秋(Fall)を表します。)
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