2009年5月2日 （土） 10:00〜14:00 （展示室、西実験室、本体室）
核物理研究センターでは、平成21年度大阪大学いちょう祭において施設の一般公開を行います。運転中は見られない加速器施設の心臓部や大型実験装置をご覧いただけます。この機会をお見逃しなく！
- 展示室
実験研究棟（本館）一階の 展示室 では原子核研究の歴史や核物理研究センターの研究を紹介する展示物を用意し、
常時公開しております。今年度の施設公開では、次の様な展示を行います。
- 「放射線とは？」 放射線を目で見てみよう ― スパークチェンバーの実演。
- 「原子核研究の最先端」 核物理研究センターで行われている原子核の実験的、理論的な研究の紹介。
- 西実験室
西実験室 では、世界最高のエネルギー分解能を誇る荷電粒子分析装置：「グランドライデン」が稼働しており、原子核の持つ
様々な性質を研究しています。高性能粒子分析装置を公開するとともに、 この装置を用いた実験的な原子核の研究をやさしく解説します。
- 「高性能粒子分析装置と原子核の実験的研究」 装置の紹介と解説。
- 電子ビームを使ったビーム制御の実演。
- 放射線測定装置の展示と実演。
- リングサイクロトロン本体室
原子核の内部を探る装置として作られた リングサイクロトロン は、陽子などの粒子を光の速さの3分の2もの速さに加速する装置です。大阪大学の加速器技術の粋を集め、世界最高のエネルギー分解能を誇るリングサイクロトロンを大公開いたします。羽根車の形に並べられた6台の巨大な電磁石を、ぜひ、間近にご覧ください。