目次
(1.1) トリガー回路のダウンロード
GR の VME(2004年10月現在:frc03)上で triginit を発行して設定。
frc03> triginitダウンロードする回路をメニューから番号で指定する。
番号 | 回路名 | 説明 | |||
---|---|---|---|---|---|
1 | GR single | GR のみを使用 | |||
2 | GR+another event(SSD) | GR、付加測定系統1(SSDなど)を使用 | |||
3 | GR+FPP | GR、FPP(GR)を使用 | |||
4 | GR+FPP+LAS | GR、FPP(GR)、LASを使用 | |||
5 | LAS single | LAS のみを使用 | |||
6 | GR+LAS | GRとLASを使用 | |||
7 | GR+LAS+SSD | GR、LAS、付加測定系統1(SSDなど)を使用 | |||
8 | GR+LAS(2nd level) | GR、LAS、LAS-VDCによるセカンドレベルトリガを使用 | |||
9 | custom | (上記設定外:現在未対応) |
(1.2) トリガー回路の設定変更
VME GR(2004年10月現在:frc03)上で主に汎用コマンド(trigsetup)により設定します。
trigsetup コマンドについて
GR の VME(2004年10月現在 frc03)で trigsetup コマンドを使用することによ
り回路設定の変更ができます。
上記に加えて、実際に実験に使用する前に
(2.2) トリガー回路の設定変更
(3.2.1) LAS 標準設定
(3.2.2) LAS 標準設定 + RF VETO
(3.2.3) LAS Front Trigger
(3.2.4) LAS Front Trigger Rear VETO
(3.2.5) LAS Wire 2nd Level
かならず run を停止した状態にて実行して下さい。
frc03> trigsetup
FPGA Trigger Setup (Main Menu)
ver 1.1 09-JUL-2000
I) Initialization menu
C) CAMAC Control
Q) exit
#現在 I は用意されていません
Select from the menu:
c
Loading the current setting from FPGAs ... Done
----------------------------------------------------------
FPGA Trigger Setup (CAMAC Control)
G) GR single sampling rate [1].
L) LAS single sampling rate [0].
2) 2nd level sampling rate [0].
C) Coincidence gate width [0] ~= 25x(0+2) nsec.
p) Trigger pattern 1 2 3 4 5 (plane)
1 1 0 0 0 (1:on 2:off)
Q) exit
メニュー項目の記号を入力して値を変更してください。
サンプリングレートの数値は、1は全取りを、0は全捨てを、
n は 1/n の比率による取得を意味します。
trigsetupコマンドについて詳しくはこちら
を参照してください。
(2) BLPトリガー回路
frc02> blpinit
詳しくは
NEW BLP 調整他
を参照してください。
の調整を行う必要があります。
run を停止した状態にして
BLP の VME(2004年10月現在: frc02)上で以下のコマンドを発行してください
frc02> nfa 7 16 1 K 0
K の部分にサンプリングの数値を入れてください。K=1で全取得、K=0で全捨て、
その他は 1/K のサンプリング率にてデータを取得します。
デフォルトでは、K=10 (1/10サンプリング)に設定されています。
現在のサンプリング率のは、以下のコマンドにて読み出せます。
frc02> nfa 7 0 1 0
BLPのタイミング調整や電圧調整を行っている時、K=1 にする方のが良いでしょう。
なお、スケーラのカウントはサンプリング率設定と関係なく、全てのイベント
についてカウントしています。
(3) LASトリガー回路
(天)
(上流) (下流)
|S1 |S4
上流(LAS Chember)=> |S2 |S5
|S3 |S6
(図1) (地)
LAS の VME 上(2004年10月現在、frc08)で以下のコマンドを発行してください。
frc08> triginit_las
(3.2) トリガー回路の設定変更
詳しくは
LAS Trigger 回路マニュアル
を参考にして下さい。
比較的よく使われる設定に関して以下のコマンドを用意しています。
いずれも、既に triginit_las で回路がダウンロードされていることが前
提です。
標準設定では、図1に置いて、
(S1 OR S2 OR S3) AND (S4 OR S5 OR S6)
の様にトリガー条件を設定します。
(3.2.2)以下のトリガー設定を使用した場合には、下記のコマンドで
標準設定に戻すことができます。
frc08> las_std
frc08> las_rf_veto
詳しくは
RF Veto for LAS を参照し
てください。
frc08> las_front
________________
(S1 OR S2 OR S3) AND (S4 OR S5 OR S6)
frc08> las_rear_veto
フラットケーブル等の配線や慎重な回路タイミング調整が必要です。
(マニュアル未作成)
参考マニュアル: UchiDAQ Manual
---(DAQマニュアル)
RCNP(大阪大学核物理研究センター)ホームページ
UNIX netscapeでは、正しく表示できてません。(Updated 2004/11/07)