研究報告

主な研究成果

核子多体系の反応における3核子力効果

陽子ノックアウト反応(p,2p)において3核子力が果たす役割を明らかにした。 深く束縛された核子を叩き出す反応の場合、原子核内部の密度が高い領域で反応が起こるため、3核子力効果が極めて顕著になる。 このことから、3核子力の性質を探る新たな手段として、ノックアウト反応を利用できる可能性を示した。 蓑茂助教を中心として推進された本研究の成果は、学術論文Phys. Rev. C 96, 024609 (2017)として出版された。
(2017.08)

K^- p反応データの包括的解析

現存するすべてのK^- p反応データを、多チャネル反応理論を用いて包括的に解析し、反応に関する基本量(散乱振幅等)を決定した。特筆すべき点は、広範囲の運動学的領域、様々な非弾性反応を統一的かつ正確に記述するK^- p反応模型を初めて構築したことである。この研究は鎌野助教を中心に推進され、学術論文Phys. Rev. C 90, 065204 (2014)として出版された。
(2014.12)

ハドロン分子状態の解明

Belle実験で発見されたZbについて、テンソル力で結合するハドロン分子であることを示し、電磁遷移確率の重いクォーク選択則を見出した。この仕事の意義は、ハドロン分子構造にカイラル対称性の動力学が関わることを示し、強い力の南部機構が原子核にとどまらず広く重要になることを示したことである。この研究は保坂教授と大学院生によって主導され、学術論文Phys. Rev. D 86, 117502 (2012)として出版された。
(2012.12)

代理反応法によるマイナーアクチノイド反応データの研究

直接測定できないマイナーアクチノイドと中性子の反応データを、代理反応の測定データを用いて決定する新しい手法を、日本原子力研究開発機構と共に開発した。緒方准教授を中心として進められた本研究では、代理反応で形成される原子核のスピン分布を理論的に予言し、代理反応法の有効性を示した。この成果は、学術論文J. Nucl. Sci. Tech. 48, 1337 (2011)として出版され、関連論文と共に日本原子力学会核データ部会学術賞を受賞した。
(2011.10)

INSPIREによる業績一覧(スタッフ・ポスドク)

アニュアルレポート

2013年度以前の情報

Publications

2013 / 2012 / 2011 / 2010 / 2009 / 2008 / 2007 / 2006 / 2005 / 2004 / 2003 / 2002 / 2001 / 2000

Thesis

2013 / 2012 / 2011 / 2010 / 2009 / 2008 / 2007 / 2006 / 2005 / 2004 / 2003 / 2002 / 2001 / 2000 / 1999 / 1998 / 1997 / 1996 / 1995

Presentations

2013 / 2012 / 2011 / 2010 / 2009 / 2008 / 2007 / 2006 / 2005 / 2004


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2017-10-19 (木) 23:49:18 (29d)