研究内容 − クォークから原子核・原子へ、原子から宇宙へ

宇宙を構成する基本的な粒子はクォークです。クォークが集まり陽子中性子を作る、そしてそれらが集まり原子核となります。そこは日常では経験し得ない、強い相互作用に支配されたサブアトミックの世界。まだ我々が理解し得ていない謎が数多く残されています。

核物理研究センター理論部では、サブアトミック(素粒子・原子核)世界の基礎から応用まで、幅広い研究を多岐にわたって行なっています。


○ハドロンの形成 -- 質量の生成、クォークの閉じこめ、カイラル対称性の破れ などなど

ハドロン分光学

エキゾチック原子・原子核
Super Computer を使った
格子QCD計算

○原子核の形成 -- 原子核の(不)安定性、核反応による元素合成 などなど

原子核における相対論的効果

パイ中間子理論の基礎からの再出発
クラスター構造と不安定核