組織・体制

大学院における教育プログラムとの連携

多様な知の協奏による先導的量子ビーム応用卓越大学院

次世代の量子ビーム応用技術の創出を先導する人材を持続的に育成する。
海外インターンシップなど多彩な分野横断教育プログラム。原子力規制分野もその一つとして位置付ける。

量子アプリ共創コンソーシアム(QiSS)
量子アプリ社会実装コンソーシアム(QASS)

多彩な量子ビームに関わる研究を行ってきた大学・研究機関が企業と合同で、量子をコントロールする新しい基盤技術を研究。
●超スマート社会の安全を支える基盤技術
●健康長寿社会を実現する量子の新規医療応用技術
経済産業省のJ-Innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点(国際展開型)に選抜された。

大学院等高度副プログラム(放射線科学)

放射線科学基盤機構が中心となって行っている大学院教育プログラム。
放射線を使って研究を行う様々な分野の学生が、他分野の知見を得る。

国際機関や海外の大学との組織的連携

●国際原子力機関(IAEA)と、大阪大学を幹事校とした国内大学・医療機関コンソーシアムの協定締結。
●IAEAのグロッシー事務局長がRCNPを訪問。アルファ線核医学治療を始めとするRIの新たな医療応用とそのための人材育成のために共に手を携えて行くことが確認された。
●卓越大学院プログラムなど、本事業の後に続く大学院プログラムにおいて、さまざまな機関における海外インターンシップや共同研究の機会が用意されている。

協定調印式:2018年11月29日、IAEA本部にて

2020年2月28日、大阪大学核物理研究センターにて

JSTさくらサイエンスプログラムでは、放射線計測のスクールを大阪で開講し、東南アジアの学生を受け入れ。(これまで2014年度から6回)国際的な教育拠点 IEEE Nuclear and Plasma Sciences Society・KEKと共催で放射線計測のスクール(2014年大阪・2016年ベトナム・2018年南アフリカ・2019年マレーシア)国内の学生は、単にスクールの受講生として参加するだけでなく、Teaching Assistantとして教える立場で参加している。これにより、自分が学んだことを英語で発信することの重要性を学んでおり、国際的な視野を持つ機会となっている。
国際協力でスクールを開催する中で、安価で高性能な実習教材の開発を行っている。(大阪大学、東京大学IPMU、J-PARC、PSI(スイス)、ホーチミン市科学大学(ベトナム)およびIEEE / NPSS)との国際連携

2019年大阪大学核物理研究センターにて

2019年マラヤ大学(マレーシア)にて

次世代人材育成プログラムとの連携

SEEDSプログラム

傑出した科学技術人材発見と早期育成を目指した高校生向けのプログラム。
2020年度は1stステップが131名、2ndステップが21名で、計152名が参加。

ジュニアドクター育成塾 めばえ適塾

世界で広く活躍できる将来の科学者の芽を育てる小・中学生向けのプログラム。
定員は、1年目のJD1が40名、JD2以降は10名。

両プログラムとも受講生の半数が女性。高いモチベーションを持った優秀な受講生。

メンター或いはTAとして参加することにより
●次世代の人材に原子力規制に関連した分野を示すことで、さらに多様な人材を受け入れることができる。
●好奇心旺盛で、様々な分野へ興味を持つ優秀な子供たちと触れ合うことで、自らの専門知識を違った側面から見る機会を得る。

お問い合わせ:irs_crepe@irs.osaka-u.ac.jp