HEF-ex 2024 集合写真

ビームラインの仕様

ビームライン粒子種運動量[GeV/c]強度[粒子/spill]特徴
現施設側のビームライン
K1.8 (A)K±, π±1.0–2.0∼106 K−(1.8 GeV/c)質量分離
K1.8BR (A)K±, π±<1.1∼5×105 K−(1.0 GeV/c)質量分離
KL (A)KL平均 2.1107 KL取出角16°
high-p (B)p30.91010 p一次陽子(30 GeV)
π20 (B)混合(π±、p±、K±等)<316×107(最終設計)~105(現状)二次粒子ビーム
COMET (C)μ−——μ−→e−実験用
拡張エリアのビームライン(将来計画)
K1.1K±, π±<1.2∼4×105 K−(1.1 GeV/c)質量分離
K1.1BRK±, π±0.7–0.8∼1.5×105 K−質量分離
HIHRπ±<2.0∼2×108 π(1.2 GeV/c)質量分離、Δp/pを10倍改善
K10K±, π±, p̄<10∼7×106 K−質量分離
KL2KL平均 ∼5∼4×107 KL取出角5°、n/KLを最適化

ハドロン実験施設のビームの概略

J-PARCハドロン実験施設では、主リング加速器(MR)から取り出した陽子ビームを利用して実験を行います。陽子を標的に当てて生成した二次粒子を利用する方法と、取り出した陽子を直接利用する方法があり、A・B・Cの各ラインがそれぞれの役割を担います。

J-PARCハドロン実験施設の3D鳥瞰図
Aライン:標的で生成した二次粒子を利用

MRから取り出した運動エネルギー30 GeVの陽子を生成標的に当て、そこで生じる二次粒子を各ビームラインへ輸送して実験に利用します。Aラインには、K1.8, K1.8BR, KL ビームラインがあります。

K1.8 と K1.8BR は切り替えて運転します。K1.8でセットアップを変更中に、K1.8BRにビームを照射といったことが可能です。K1.8またはK1.8BR照射と同時にKL照射は可能です。

Bライン:MRの陽子ビームを直接利用または、高運動量二次粒子利用

MRからの陽子ビームの一部を取り出し、陽子ビームを直接実験に利用します。通称高運動量ビームライン(high-p)と呼ばれています。また、二次粒子を利用するpi20計画も進行中です。

Cライン:8 GeVの陽子ビームを利用

運動エネルギー8 GeVの陽子ビームを利用するラインです。COMET実験がこのラインを利用します。

運転モード

AとBは同時運転可能です。Cラインは基本単独運転ですが、A+C同時運転も計画中です。

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