岡本 直大

岡本 直大
理学研究科高分子科学専攻

アゾベンゼンとクラウンエーテルを用いた光刺激応答性超分子材料の研究を行っています。

アゾベンゼンは、光異性化という光照射によりトランス体とシス体の間で構造が変化する性質を持つ分子です。

クラウンエーテルは環状の分子で、環の内部は分子が通ることができる大きさを持っています。特に環員数24のクラウンエーテルの環サイズは、アゾベンゼンのトランス体は通り抜けますが、シス体は通り抜けない大きさになっています。

これら二つの分子を部品として利用し、光照射を行うことで力学的性質が変化するような超分子材料の設計及び合成を行います。これについて光照射前後の性質を比較することにより、内部のアゾベンゼンの構造変化が材料に及ぼす影響の評価を行うことが目的です。本研究で得られる情報は光刺激応答性材料の創製において重要なものとなるでしょう。

 

趣味はゲームをすることと、ボランティア活動です。よろしくお願いします。

活動・成果