フルト エニー

フルト エニー
理学研究科化学専攻

自己紹介:初めまして! フルト・エニーです。2023年9月から大阪大学で学び、笠松研究室(放射化学研究室)で研究を行っています。私は放射化学研究に情熱を注いでおり、モスクワ国立大学放射化学部門での4年間を含め、5年間取り組んできました。新しいことを学び、言語を勉強することに夢中です。旅行するのが好きなので、休みの日にはいろんな場所に出かけています。また、理学部/理学研究科で留学生をサポートし、国際交流を促進する「サイエンスバディ」グループにも参加しています。そこでは、会長と英語の家庭教師の役割を担っています。よろしくお願いします!

 

研究紹介:

ノーベリウムの化学研究に向けたDGA樹脂による2族元素の固液抽出研究

102番元素(No)は、水溶液中で+2価の酸化状態を示し、2族元素に似た性質をもつと報告されている。しかし、近年の研究によりNoはより柔らかい酸である可能性が指摘されている。Noの系統的な化学研究のために、DGAリガンドによる抽出を本研究では提案する。私の研究では、Noの化学性質に向けて、DGA樹脂を用いた硝酸溶液からの2族元素の抽出挙動を実験により調べ、抽出されたM-DGA錯体の量子化学計算を行っています。

活動・成果