日東 大輝

日東 大輝
情報科学研究科情報システム工学専攻

近年、AIなど様々な情報技術の発展によって、日々情報空間と物理空間の融合が進められています。このような社会において、物理空間から情報を抽出するためのセンサの役割は大きくなっており、センサの発展が今後の情報社会の発展の鍵を握っているといっても過言ではありません。私の研究では、トランジスタのレベルから検討する回路の集積化技術や無線給電技術を駆使し、様々なセンサの小型化や軽量化を目指しています。現在は、pHセンサの小型化に関する研究を進めており、農業分野や生命科学分野など様々な形で応用可能なセンサを作りたいと考えています。

また、センサを作ることだけにとどまらず、情報空間での応用まで踏み込んだ研究をしたいと考えています。開発したpHセンサや温度センサなどの多様なセンサを組み合わせたセンサネットワークを構築し、そこから取得した情報に対して機械学習を用いて分析することにより、社会に役立つ情報への昇華まで目指します。

活動・成果