田口 諒

田口 諒
理学研究科物理学専攻

・自己紹介
私は(特に第二次世界大戦に参加していた)軍艦が好きで、それについて本を読んだりすることが趣味です。私の一番好きな軍艦は、史上最大の戦艦である大和型戦艦です。史上最大口径による強力な主砲火力とそれに対応した防御を備えた大和型戦艦は、一昔前の、今はなき戦艦という艦種の到達点の1つであると思っています。また、航空機にも少し興味が出てきており、そちらについても勉強し始めています。

・研究紹介

私は、主に不安定な原子核の大きさを測る研究をしています。原子核は陽子と中性子から成り、大きさは数fm程度ととても小さいですが、その大きさは原子核の性質を調べる上で重要な物理量です。特に不安定核では、近年RIビームを用いた様々な研究が行われており、不安定核の中には安定核とは異なる性質を持つものがあることが分かってきており、大きさにおいても安定核には見られない振る舞いのものが見つかっています。私は中性子過剰な不安定核12Beにおいて、比較的寿命が長い励起状態であるアイソマー状態での大きさ測りたいと考えていて、現在はそのための準備段階に当たる実験を行っています。

活動・成果