渡邉 太陽

渡邉 太陽
理学研究科物理学専攻

私は原子核実験研究室に所属しています。α凝縮状態と呼ばれる特異な状態に特に興味を持ち、その存在が未確認な20Neなどにおけるα凝縮状態の探索を行っています。
α凝縮状態とは、通常、原子核中で一様に分布する核子が、低密度状態で4Heの原子核であるα粒子として析出して最低エネルギー状態に凝縮した状態を指します。その典型例であるホイル状態は、3つのα粒子から成る12Cの第二励起状態で、ビッグバン後における炭素Cの宇宙元素合成に大きく寄与することが知られています。一方で、12Cより重い20Neなどにおけるα凝縮状態の存在は未確認であるため、私は新たなα凝縮状態の探索を行いその構造を明らかにしたいと考えています。

活動・成果