山浦 遼生

山浦 遼生
理学研究科化学専攻

私は有機合成化学、天然物有機化学、生物有機化学を専門としており、主に免疫に関わる生理活性物質の合成とその機能評価を行っております。さらに、PQBAでは放射線治療の際に誘導される免疫効果に着目し、α線核医学治療と免疫療法との併用について検討を行っています。

私がPQBAに応募した理由は、本来の自分の専門分野と異なる分野の研究者と交流できる機会が得られると思ったからです。実際に、本プログラムに支援していただき、専門外の研究室で2ヶ月程度の国内研修をすることができました。研修では、異分野の研究の考え方や実験の主義を教わることができ、貴重な経験を積むことができました。さらに、PQBAでは様々な分野の学生と盛んに交流会が開かれており、専門外の研究者の意見を聞くことで俯瞰的な視点を持つことができます。

今後は、化学を通して様々な生命現象の解明や医薬品の創成を行っていきたいと考えており、そのために目の前の研究に一つ一つ向き合うことで、研究力を向上させたいと思っています。

活動・成果