武中 渉

武中 渉
医学系研究科保健学専攻

転移をきたした進行期・末期がんの制圧を目指し、新規治療法の開発に向けて動物実験に取り組んでいます。2018年にノーベル医学生理学賞を受賞した免疫チェックポイント阻害剤と放射線治療の併用による抗腫瘍免疫賦活を通した、がん全身療法の最適化を試みています。現在までに私は、放射線治療の線量に依存して免疫賦活の程度が異なることを示しました(Takenaka W et al. Cancers 2020)。今後は、効果的に免疫賦活を達成する最適な線量を治療前に推定する方法の探索に乗り出しています。

活動・成果