古川 史也
理学研究科物理学専攻
理学研究科物理学専攻
自己紹介
私は自転車に乗るのが好きで休日は辺り一帯を走っています。自転車は車よりも穏やかなスピードのため、景色や匂いなどの五感の変化を感じられるのが好きです。特に豊中キャンパスの近くは猪名川があり、猪名川沿いに大阪市まで下ることが多いです。また、新たなサイクリングルートについても探索し続けています。
研究紹介
私は原子核における陽子中性子対相関の解明を目指した研究に取り組んでいます。原子核の中では陽子と中性子が互いに引き合いペアを作ることで超流動のような特異な状態が生まれる可能性があります。しかし、本来強く結びつくはずの陽子と中性子のペアがなぜ原子核の中では期待された状態を作らないのかはまだわかっていません。この課題を解決するため、大阪大学核物理研究センターのGrandRaiden磁気スペクトロメーターを用いた加速器実験により、原子核から陽子と中性子のペアを取り出す反応を測定し、その結びつきの強さを調べています。また、実験では本当に重要な信号が全体のごくわずかしか現れないため必要なデータだけを効率よく選び出す連続読み出しデータ収集システムにおけるオンラインフィルターの実装にも取り組んできました。これらの研究を通じて、原子核の性質だけでなく、データ収集という観点からも社会応用可能性を探ります。
