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Last-modified: 2024-09-07 (土) 15:24:45
自己紹介†
氏名: 緒方 一介 (Kazuyuki Ogata)
所属・職:
- 九州大学大学院理学研究院・教授
- 大阪大学核物理研究センター・特任教授(クロスアポイントメント)
趣味
- 動物とのふれあい
- ドライブ(R56)
- 本(専らKindle)
- クラシックギター(修理中)
E-mail: ogata.kazuyuki あっと phys.kyushu-u.ac.jp
お知らせ†
- 理研RIBF実験グループとの共著論文がPhysics Letters Bに受理されました。(2024-07-05)
Spectroscopy of deeply bound orbitals in neutron-rich Ca isotopes - D3の中田氏らとの共著論文がPhysical Review Cに受理されました。(2024-07-04)
[題目] Difference of surface effects in the inclusive (p, p'x) and (d, d'x) reactions - 吉田氏(JAEA), 茶園氏との共著論文がPhysical Review Cに受理されました。(2024-06-27)
[題目] Significance of the refraction effect on the p-d elementary process in the (p,pd) reaction - 茶園亮樹氏が特任助教として着任しました。(2024-05-01)
- 『量子散乱理論への招待』(フェム物) の紹介ページおよび数値計算のページを公開しました。(2017/03/12)
研究内容†
陽子と中性子(総称して核子)からなる複合粒子系の在りよう(構造)と変転(反応)の解明に取り組んでいます。
原子核物理の基本的な考え方は、基本構成要素と基本相互作用が完璧にわかっていても、その構成要素が複数集まったときの振る舞いは予想できないというものです。核子という単一の構成要素が多数集まった原子核は、大変豊かな物理と未知の性質を内包した、とても興味深い研究対象なのです。
原子核は我々の身近なところにも関係します。夜空を彩る星たちを輝かせているのは、原子核の変化です。我々のまわりにある元素は、主に星の中で、宇宙の始まりから現在までの間に、原子核の反応によって生み出されたものなのです。さらに、危険性の高い放射性廃棄物を現実的な時間とコストで消滅処理する、いわゆる核変換の研究も、突き詰めれば原子核の変転の解明に他なりません。原子核の研究は、天の物理とも社会の物理とも繋がっているのです。
※「最近の研究から」もあわせてお読みください。
研究業績†
2024年度業績 (2024-07-09 現在)
- INSPIREによる業績一覧 (2024/09/07)
papers: 147 / citations: 3406 / h-index: 32 - Scopus の summary (2024/09/07)
publication: 205 / h-index: 32 / citation: 3589 - ResearchGateのprofile (2024/09/07)
Research Interest Score: 1596 / citations: 4075 / h-index: 34 - researchmap
FY 2023 / 2022
FY 2021 / 2020 / 2019 / 2018 / 2017 / 2016 / 2015 / 2014 / 2013 / 2012 / 2011
教科書『量子散乱理論への招待』(フェム物) 関係†
紹介・補足および誤植の訂正など / 教科書で使用した数値計算について
研究資料†
講義・発表のスライドなどを公開しています。
研究会情報†
過去に開催した研究会のページ†
- 九州大学理論核物理研究会「現代核物理の拡がりと展望」(2023年7月19日-21日)
- RCNP研究会「原子核反応研究の最近の話題と展望」(2022年7月8日・9日)
- オンライン研究会「時間階層進化として捉える原子核反応」(2020年10月8日)
- RCNP/九大研究会「ハドロン物理と原子核物理のクロスオーバー」(2013年9月4日-6日)
- YIPQS international molecule workshop on "Coexistence of weak and strong binding in unstable nuclei and its dynamics" (2013年3月4日-22日)
- one-day workshop on Ab initio study of nuclear structure and reaction (2012年12月11日)
- RCNP研究会「第2回 実証的原子核物理学」(2012年02月22-23日)
計算機関係†
- CDCC's home (外部リンク)
離散化チャネル結合法の“汎用”コードを公開しています。